受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 灘中学校

関西校舎への転校

R.Tさん

 ぼくは5年生の8月に東京から関西に引っ越しました。サピックスには4年生から通っていたので、関西校舎に移ることになり、受験生活は大きな転機を迎えました。
 関西に来て驚いたことは、算数のレベルがとても高いことでした。ぼくは関東校舎では最上位コースにいたのですが、初日の授業の算数の点数はクラス最下位。落ち込みましたが、算数の家庭学習のコメントで「周りがすごいだけだから、気にしなくていい」という温かい励ましをいただき、希望をもってその後の算数を学習できました。最終的にはクラスの人とも戦えるようになり、自信をもって本番に臨めました。
 国語は得意でしたが、関西に来て様々な問題を解くきちんとした手順を改めて教えていただきました。それまではなんとなく解答していたので、成績はあまり安定していませんでした。しかし、その手順を知って、入室直後には分からなかった「国語も理屈で解ける」ということをようやく理解できました。それからは、行き詰まった時手順に従うことで解ける問題が増え、成績が安定しました。
 理科は、灘の対策が始まった時、その独特な出題に戸惑いましたが、先生から過去問のコメントなどで「灘の問題は作成者の意図をつかめれば簡単」と教えていただいていたので、作問側の考えを想像し理解してからは簡単に解けるようになり、本番でも良い点数を取ることができました。
 社会では、先生の授業でのお話やコメントが、試験に多く出題されました。ぼくの志望校は社会が必須ではありませんでしたが、最後まで受講し続けたことで他の教科も理解しやすくなりました。
 ぼくは、サピックスで素晴らしい先生方と仲間たちと出会えたからこそ合格できました。そしてこれから受験の皆さん、これまでの勉強を信じて、全力で受けてください! 最後に、先生方、家族、仲間たち、受付や警備の皆様、最高のサポートを本当にありがとうございました。

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