受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 開成中学校

僕の四年間

S.Tさん

 僕は新3年生の2月に入室しました。この4年間をふりかえってみて、僕の最高偏差値はサピックス入室時の偏差値でした。3年生の間はトップクラスをたもっていたのですが4年生時になってクラス数が増えてくると、トップから少し下のクラスからのスタートとなってしまいました。
 4年生・5年生の間は上のほうのクラスにはいるものの、なかなか上位クラスに上がれませんでした。でも、僕の志望校は、はじめから、開成一択でした。その理由は、ぼくの入りたかったポケモン同好会があったからです。
 5年生になってからは、じょじょに上位クラスにも入れるようになってきてどんどん勉強が楽しくなってきました。僕は本を読むのが大好きで、常に6冊は持ち歩いているのですが、受験当日もそれは変わりませんでした。
 6年生になりだんだんとサピにいる時間も増えてきて、日曜日は一日中サピックスで授業を受けることになりましたが、授業が楽しくて僕は全く苦になりませんでした。
 入試直前まで僕はもうすぐ試験だという実感がありませんでしたが、正月特訓では、どんどん問題が解けるようになってきて、試験を受けるのが楽しみになってきました。
 試験当日は電車をまちがえてしまうハプニングがありましたが、僕はいつも持ち歩いている小説を読んで心を落ちつけました。当日は何が起こるか分からないので心を落ちつけるものを持っていくことをおすすめしたいです。ハプニングがあったり試験の手ごたえがいまいちな学校もありましたが、それぞれ合格していたので自分の番号を見つけたときは涙がでてしまいました。渋谷幕張中学校も開成中学校も試験後はちょっと不安になりましたが、僕はいつも受かると思っていました。
 みなさんも最後まであきらめずがんばってほしいです。

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