受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 海城中学校

算数26点から始まった中学受験

L.Bさん

 僕は、2021年9月に中国から日本にやってきて、そのとき日本語が全然わかりませんでした。他塾で2022年4月から算数・国語の2科目の受講をし、10月から社会・理科も加えて4科目を受講するようになりました。その後、新6年生としてサピックスに入室しようと思い、サピックスの入室試験を受けましたが、最初の試験で、自分の得意としていた算数でも26点しか取れませんでした。その後、3回も試験を受けて、やっと入室基準点をクリアしました。

 入室後、間もなく算数の偏差値は50~60に定着するようになりましたが、苦手の国語が改善なく偏差値20~40の間で起伏し、50を超えることは一度もありませんでした。また、社会と理科は良い時は良いのですが、悪い時は悪かったです。

 最初、図形はとても苦手で、夏期錬成のテストで0点を取ったこともありましたが、頑張って演習を重ねることで、最後は得意になりました。しかし、入学試験直前までに嫌いな国語をまったくやらず、好きな算数ばかりをやっていたので、算数の成績はどんどん良くなったのに対して、国語の成績はどんどん悪くなっていきました。そんな中で海城中学校の帰国生入試を受験して不合格に終わってしまいました。その失敗を受け、軌道を修正し、1月中には国語の練習を重ねて、ついに一般入試で合格を勝ち取りました。

 ここからは、合格のために大切だと思っていることをお伝えします。

絶対に好きな科目だけをやらないようにしましょう。

受験は長い作戦なので、一時の成績で一喜一憂しないようにしましょう。

そして、何よりも、最後まであきらめないことが最も重要です。


 最後に、これまで僕を合格へ導いたサピックスの先生たちと保護者、今までお世話をしてくれた人たちに感謝したいです。

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