「あーこの人、渋幕と麻布受かってるわ。こういう人は参考になんないから飛ーばそ」と思った、そこのあなた！ このノートはそう言う人にこそぜひ読んでもらいたいです。

　僕の中学受験の道のりとサピックス偏差値は決して安定したものではありませんでした。ちなみに、僕は受験前最後のマンスリーで大失敗をして偏差値が50台前半まで下がりました。最初ではなく最後のマンスリーですからね。５年生では上位コースをキープできましたが、６年生ではミスや苦手分野が重なり上位コースから落ちて、戻るのに苦労したことが何度もあります。そんな自分が最終的に難関校に合格することができた経験から、皆さんにはあまり偏差値は気にしすぎないほうがいいとお伝えしたいです。大事なのはコツコツ勉強を続けて、受験当日までできることを一つずつ積み重ねていくことだからです。

　僕が皆さんにアドバイスしたいことをいくつか具体的にお伝えします。

●得意な科目を一つ持っておいたほうが良い。（僕は鬼怖い某先生のおかげで、空き時間にコアプラスを読む、暗記しろと言われたことは絶対暗記する、ということを徹底してやったことで理科がとても得意になり、最後は心の支えになっていました）

●まとめノートは作ったほうが良い。（自分が間違えた問題を教科別のノートにメモしておき、テスト前の時期に読み返すことで知識を再挿入できました。間違えた原因も書くようにして自分の癖がわかるようにしました）

●過去問の結果で一喜一憂しないほうが良い。（僕は麻布の算数の過去問で20点台を連発していましたが、12月頃から苦手分野を重点的に解きまくり、最後は合格に必要な得点を狙えるようになりました。ちなみに僕の苦手分野は、数の性質と、場合の数、規則性でした）

　最後に、受験が終われば思いっきり遊べるので、いまは残りの時間を思いっきり勉強してください。そうすれば必ず道は開けます。祈★合格