麻布、栄光（不合格）、この二つを受験するには相当な覚悟が必要だった。何故かと言えば、この両者の学校はただ知識を問われるのではなく、記述問題を多く出題し、思考力・論理力が試されるＢタイプであり、特殊なため他のＡタイプの学習は平常授業のみ、つまり他校の（例えば浅野）対策がおろそかとなるからだ。ギャンブルのような受験ですが、このような受験を考えている人に伝えたいことは三つあります。

一、Ａタイプの模試（合格力判定とか）が悪くても落胆せず開き直る（もちろん良い意味で）。

二、過去問、学校別サピックスオープンを気にしない。Ｂタイプは当日まで何があるかわからない。同じ問題は出るはずがないので。

三、家庭学習ではＡタイプを忘れずに！

　また、苦手な科目は頑張って平均点まで上げる努力をしましょう。僕は算数の偏差値が驚異的に低く、他科目の成績の足を引っ張っていましたが、直しをせず、解説を見ておしまい！というようなことを最後まで繰り返していました。皆さんは僕を反面教師にして、くれぐれも苦手科目が全体の足を引っ張ることのないようにして下さい！
　最後に、麻布を受けるにあたっての道徳的な（？）話をします。
　まず一つ、１点の重み。麻布は２００点満点のため記述で誤字マイナスをくらうと２００点中１点を失います。これはでかいです。（僕は栄東中で合格点ちょうどで合格したので１点の重みを痛感しました）１点をもぎ取るつもりで試験に臨みましょう。もう一つ、これはどの学校にもいえますが、早寝早起き。試験は朝です。朝型になりましょう。前日はリラックス！（散歩おすすめ）あとは自分を信じて戦うのみ！
　祈★合★格