受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 浦和明の星女子中学校

最後まであきらめない

W.Sさん お子さんの名前 Cさん

 娘は新4年生の時期にサピックスの入室テストを受けて、上から3番目のクラスでスタートしましたが、私があまり家庭学習をチェックできなくて、下位クラスに落ちました。
 6年生の夏ごろに初めて見学に行った学校は広くて設備がいろいろあって、娘が気に入りました。しかし私はずっとカトリックの学校で育ってきたので、娘にもそうさせたいので、雙葉中学校を第一志望にしたいと思いました。学校見学に行きましたが、娘はそれほど好きではなかったみたいです。
 しかし、その後の浦和明の星女子中学校の学校見学に行って、「この学校は大好き!」と言っていたので、第一志望は浦和明の星女子中学校と決めました。
 6年生の夏の終わりごろに偏差値が少し上がりましたが、第一志望の偏差値には届きませんでした。第1回合格力判定サピックスオープンの後に先生との面談があって、その時に「あと少しよくなるなら、データ上、浦和明の星も合格できる」と言われました。また1回目に受ける予定の栄東中学校も合格できるでしょうと言われました。サピックスの先生にたくさん褒められてまた励まされてとてもうれしかったです。
 秋に入って、私のサポートした事は娘の過去問の進行状況の確認、過去問のコピー作成、点数表の作成というようなことでした。
 入試が始まって、険しい道のりが待っていました。最初に受けた栄東中学校が不合格でした。1月14日、第一志望の浦和明の星女子中学校も不合格でした。
 幸いな事に、栄東中学校のB日程は合格をいただきました。次に、千葉入試、3校受けましたが、2校不合格で、3日目に発表された昭和学院秀英中学校の結果もおそらく不合格になってしまうだろうと思ったら合格をいただきました。少し気持ちが楽になり、後は2月の東京の試験に専念して、偏差値53の学校を合格できたので、それより上の偏差値の学校を挑戦する事にしました。
 2月1日、2日、3日の挑戦は全部不合格となりました。サピックスの先生に結果を伝え、次の日に浦和明の星の2回目の試験を受けるということを伝えたら、先生に「1回目がダメで、2回目の試験に合格した生徒さんを何人か見ましたのでぜひ2回目の試験を頑張ってください」と励まされました。それで2月4日は浦和明の星の2回目の試験を受けました。不合格でした。昭和学院秀英中学校に行く事を決めました。
 しかし、心の底のどこかで、まだカトリックの学校に行かせられたらなあという気持ちが残り、毎日ホームページを見たり電話を気にしたりしていました。すると、2月9日に浦和明の星女子中学校から電話があり、繰り上げ合格となりました。うれしい気持ちでいっぱいでした。娘は半分信じられなくて、「本当に?」とすごく驚きました。最後まであきらめずに頑張ってよかったです! 全ては色々指導してくれたサピックスの先生方のおかげです。心から感謝を申し上げます。サピックスを信じて本当によかったです!

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