最初は別の塾に通い勉強習慣を身につけることができました。先生からは「御三家目指せます！」というお言葉をいただき、驚いたことを覚えています。とても温かく指導していただいていたので悩みましたが、さらなるステップアップのために５年生の冬期講習からサピックスに転塾することにしました。

私がサポートした内容

①食事と睡眠をきちんととれるように気をつけました。

②サピックスの教材はとても難しいので、「質問教室」を活用しました。質問したい問題をファイルに入れておき、すいている日によく通いました。

③「基礎力トレーニング」は必ず毎日やるよう確認し、満点を目指すようにしました。

④「歴史マンガ」を全巻繰り返し読むように促しました。

⑤毎日、優先してやるべき課題を親子で確認しました。

⑥「過去問」は問題集に掲載されている年度分全てに取り組みました。

⑦現代ではスタンダードな１月受験ですが、平常心な息子には必要がないと感じ、受けることをやめました。その代わりに「合格力判定サピックスオープン」「学校別サピックスオープン」の会場は受験する可能性のある学校を選びました。

⑧志望校を決めるために息子と10校ほど足を運びました。「神奈川県中学校フェア」「男子校フェア」もおすすめです。

⑨入試１週間前から早朝に親子で起床し、生活リズムを整えました。

６年生のラストテストでのクラス昇降でクラスが下がっても、先生からは「志望校は大丈夫です！」のお言葉をいただき、毎日変わらず平常心でコツコツ勉強に励む息子を信じました。

　いよいよ迎えた２月１日の朝、緊張を表には出さず平常心で受験会場へと向かう後ろ姿を見送りました。お天気にも恵まれ、無事に元気に今日を迎えられたこと、そして第一志望の入試に挑めることに安堵し、涙が溢れました。
　２月２日、まだ息子は入試に挑んでいるさなか、「合格おめでとうございます」の文字が目に飛び込んできた瞬間、膝から崩れ落ち号泣しました。温かい学校から合格の通知をいただくことができ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

　受験を通じて私も親として、１人の人間としても成長させてもらうことができ、息子には感謝の気持ちでいっぱいです。無事に中学受験を終えることができ、目標に向かって毎日コツコツ勉強を重ねてきた息子の成長を感じることができました。
　サピックスの先生方、受付や警備の方々、見守っていただきありがとうございました。