Spotlight
(25年1月公開)
順天中学校・
高等学校
英語力を高め世界への視野を広げる
中3でのニュージーランド短期留学
「英知をもって国際社会で活躍できる人間を育成する」という教育理念を掲げる順天中学校・高等学校は、生徒が将来の自己像を描き、夢を実現するためのプロセスを重視しています。短期留学制度をはじめとした国際教育も充実。生徒たちはあらゆる体験を通して実践的な語学力と国際感覚を身につけています。今年度、ニュージーランド短期留学を経験した中3の生徒2人に話を聞きました。
英語に触れる豊富な機会が留学への自信に
左から、長本光史さん(中3)、久保田絢音さん(中3)
2024年7月18日から9月30日、中3の希望者を対象としたニュージーランド短期留学が実施されました。今年度は33名が参加。原則として現地校1校に順天の生徒は2名以内、生活はホームステイ(1家族に生徒1名)です。
この短期留学に参加した長本光史さん(中3)は、順天に入学する以前の小学生のころから、ニュージーランド留学を視野に入れていたそうです。「兄が順天中でニュージーランド留学を経験したので、現地での話を聞いていました。ぼくも順天に進学して短期留学に行きたいという思いが芽生え、入学後、中3での留学に向けて英語を勉強しました」と振り返ります。
中1から行われる週1時間のネイティブ教員の授業、毎朝10分間英語を学ぶ朝学習、放課後に誰でも立ち寄ってネイティブ教員と英会話を楽しめる「イングリッシュサロン」、さらには、体験型英語学習施設「東京グローバルゲートウェイ」での実習など、英語に触れる機会が豊富な同校。こうした学校生活のなかで、生徒たちは自然と英語に親しみ、英語力を高めていきます。
長本さんは、「テーマを決めて英語でプレゼンテーションを行う『英語コンテスト』でクラスの代表に選ばれ、中2のときに1位を獲得できたことも自信になりました」と話します。
「わたしも『英語コンテスト』が印象に残っています」と語るのは、同じく中3の久保田絢音さんです。「スライドを投影しながら、わかりやすく英語でプレゼンテーションするために、長時間練習をして臨みました。本番ではスムーズに話すことができたので、達成感がありました」と言います。
留学経験から生まれた新しい目標
留学先の学校の校長先生から、修了証と記念品を受け取りました
長本さんのホームステイ先は自然豊かな地域。家のまわりには、牛や羊、うさぎがた くさんいました
留学先の学校での様子について長本さんは、「1クラスは28人で、マレーシア、タイ、南アフリカ共和国など、さまざまな国の生徒たちと一緒に学びました」と話します。「キャンパスがとても広くて、学校内を移動するときはみんなでお菓子を食べながらおしゃべりをして歩きました。すれ違う生徒がハイタッチをしてくるので最初は驚きましたが、留学期間の終盤にはその雰囲気に慣れて、ぼくもハイタッチをしていました」と、思い出を振り返ります。
久保田さんは、「わたしが通った学校は中国・韓国からの留学生が多くいました。授業中の質問や発言が、みんなとても積極的でした」と話し、ホームステイでの様子をこう語ります。「ホストファミリーのマザーは料理が好きな人だったので、一緒にスーパーマーケットに行って食材を買い、夕飯を作ったことも楽しい思い出です」
2人は、高校での長期留学も希望しているそうです。今後の目標について長本さんは、「中3でニュージーランド留学を経験できたことは大きな自信になりました。帰国後、『もっと英語を勉強したい』という気持ちが高まりました」と力強く言います。久保田さんも、「各国の友だちといろいろな話をして仲良くなれたのですが、単語がわからなくて伝えたいことを伝えられない場面があったのでもっと勉強します。話しかけてくれるまで待つという受け身の姿勢では上達しないことがわかったので、今度留学に行ったときは自分から積極的に話しかけます」と抱負を述べました。
《学校のプロフィール》
順天中学校・高等学校
●所在地:〒114-0022 東京都北区王子本町1-17-13
●交 通:JR京浜東北線、東京メトロ南北線「王子」駅より徒歩3分 東京さくらトラム(都電荒川線)「王子駅前」駅より徒歩3分
●TEL:03-3908-2966
●H P:www.junten.ed.jp
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