募集定員を約240名から約270名に増員
各学級の標準人数を40名未満に

　明治大学付属中野中（東京都中野区）は、2025年度入試より、募集定員を変更します。これまでは約240名（第1回約160名、第2回約80名）でしたが、2025年度から約270名（第1回約180名、第2回約90名）に増員します。また、2025年度の新入生から7学級編成に変更し、各学級の標準の人数を40名に満たない水準とすることで、よりていねいな指導をめざします。これに伴い、明治大学付属中野高は、2028年度入試から募集人員を減員します。試験日程・募集定員・試験科目は次のとおりです。

※第1回・第2回入試の試験科目：
国語（50分・100点）
算数（50分・100点）
理科（30分・50点）
社会（30分・50点）

海外帰国生の二次・三次入試でも
4科と国算2科で判定を実施

　鎌倉学園中（神奈川県鎌倉市）は、2025年度入試より、海外帰国生の二次・三次入試において、4科に加えて国語・算数の2科でも判定を行います。また、出願資格を「海外在留1年以上で、2022年4月以降に帰国した者」とします。試験日程・募集定員・試験科目は次のとおりです。

※一次・二次・三次入試の試験科目
国語（50分・100点）
算数（50分・100点）
理科（30分・60点）
社会（30分・60点）

※一次・二次・三次の海外帰国生の募集定員は若干名（特別枠は設けず合否判定で配慮）。

※海外帰国生の一次・二次・三次入試の試験科目・問題は、すべて一般入試と同一。帰国生のみ2科目（国語・算数）でも判定し、4科目判定でも配慮。

算数の問題用紙と解答用紙を別にする様式に変更

　女子学院中（東京都千代田区）は、2025年度入試より、算数の試験について問題用紙と解答用紙を別にする様式に変更します。また、2025年度は2月1日、2026年度は2月2日に入試を行います。2025年度入試の試験日程・募集定員・試験科目などは次のとおりです。

・試験科目：国語（40分・100点）
算数（40分・100点）
理科（40分・100点）
社会（40分・100点）
面接（グループ面接、本人のみ）

・合格発表：2月2日13時（ウェブ）
2月3日11時～15時（校内掲示）

・手続締切：2月3日15時

算数の出題形式を一部変更

　鷗友学園女子中（東京都世田谷区）は、2025年度入試より、算数の出題形式を一部変更します。前半は小問集合（採点対象は解答のみ）、後半は記述式（途中過程、部分点あり）となります。問題はA4冊子、解答用紙はA3両面印刷で2つ折りにして問題冊子に挟み込む予定です。問題の構成は変わりませんが、全体の問題数は少し増えます。試験日程・募集定員・試験科目は次のとおりです。

※第1回・第2回入試の試験科目：
国語（45分・100点）
算数（45分・100点）
理科（45分・100点）
社会（45分・100点）

2025年度入試の出題傾向を変更

　東京都市大学等々力中（東京都世田谷区）は、2025年度入試の出題傾向を変更。S特選の算数は、現行の「全問題答えのみ」から、「考えの過程がわかるような問題を2題出題」となります。S特選の社会は、地理・歴史・公民を融合した論述問題を取りやめ、各分野の大問のなかで論述問題を出題します。また、アクティブラーニング入試（S特選・特選）の検査Ⅰにおいては、映像視聴ではなく別形態の個人ワークに変更します。試験日程・募集定員・試験科目は次のとおりです。

・試験日程：第1回特選入試　2月1日午前
第1回S特入試　2月1日午後
第2回S特入試　2月2日午後
第2回特選入試（S特チャレンジ）2月3日午後

・試験科目：国語（50分・100点）
算数（50分・100点）
理科・社会（計60分・各50点）

・試験科目：検査Ⅰ（30分、個人ワーク）
検査Ⅱ（100分、グループワーク）

※一般入試の募集定員：S特選コース80名、特選コース100名（4教科型・1教科型・アクティブラーニング型合計）

第1回入学試験の募集定員を
男女280名に変更

　市川中（千葉県市川市）は、これまで男子180名、女子100名だった第1回入学試験の募集定員を、2025年度入試より男女280名に変更します。試験日程・募集定員・試験科目は次のとおりです。

※第1回・第2回入学試験の試験科目：
国語（50分・100点）
算数（50分・100点）
理科（40分・100点）
社会（40分・100点）

2月6日午前の後期日程を廃止し、
2月2日午後に特待選抜Ⅱを新設

　山手学院中（横浜市栄区）は、2025年度入試より、2月6日午前の後期日程を廃止し、2月2日午後に特待選抜Ⅱ（定員20名）を新設します。募集定員にも変更があり、2月1日午後の特待選抜Ⅰを40名、2月3日午前のB日程を60名とします。試験日程・募集定員・試験科目は次のとおりです。

※試験科目詳細
2科：国語（50分・100点）
2科：算数（50分・100点）
4科：国語（50分・100点）
4科：算数（50分・100点）
4科：理科（40分・80点）
4科：社会（40分・80点）

第3回入試に新形態を導入
二つの入試の選択制に

　専修大学松戸中（千葉県松戸市）は、2025年度入試より、第3回入試に新たな形態を導入します。二つの入試の選択制（第3回入試A、第3回入試B）で、募集定員は計20名（うち入試Bは若干名）とし、合否判定は入試Aと入試Bで別々に行います。試験科目は、入試Aは4科、入試Bは国語・算数に加えて、10分程度の自己アピールやプレゼンテーションを行い、その後、質疑応答の面接試験を実施します。試験日程・募集定員・試験科目は次のとおりです。

・試験科目：国語（50分・100点）
算数（50分・100点）
面接（100点）

※第1回入試・第2回入試・帰国生入試・第3回入試Aの試験科目：

　　　　　　国語（50分・100点）
算数（50分・100点）
理科（30分・50点）
社会（30分・50点）
＊帰国生入試に出願の場合のみ面接を実施。

※第3回入試の募集定員は、A・B合計20名（うちBは若干名）

コースごとの定員を全コース合計に変更

　江戸川学園取手中（茨城県取手市）は、2025年度入試より、これまで東大ジュニア、医科ジュニア、難関大ジュニアのコースごとに設けられていた定員を撤廃し、全コースの合計で320名（内部進学者含む）に変更します。出願時にそれぞれの入試でコースを選択しますが、出願後の変更はできないので注意が必要です。受験回ごとの募集定員は、第2回が70名から80名に、第3回が30名から20名にそれぞれ変更されます。また、適性型入試では質問シートを廃止します。1月25日の適性型の英語は5科目型と同じ問題ですが、25点の圧縮配点となります。試験日程・募集定員・試験科目は次のとおりです。

※試験科目詳細
5科目型：国語（50分・100点）
5科目型：算数（50分・100点）
5科目型：理科・社会（計60分・計100点）
5科目型：英語（20分・50点、リスニングのみ）
5英語型：国語（50分・100点）
5科目型：算数（50分・100点）

　 5科目型：英語（60分・100点、15分程度のリスニングを含む）

5　 適性型：適性A（50分・100点）
5科目型：適性B（50分・100点）
5科目型：英語（20分・25点、リスニングのみ）