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偏差値37からの軌跡(奇跡?)
M.Yさん ●お子さんの名前 Mさん
「今日は質問教室行く?」
6年生の通塾日はこれが合言葉になったほど。そんな生活が終わり、サピロスになっているのは親の私の方かもしれません。
中学受験を意識し始めた、小学校3年生の秋。娘に「学校のお友達がどこに通っているのか聞いてみたら?」と話したことが、サピックスとの出会いに繋がりました。そして、丸腰で挑んだ入室試験では算数偏差値37。ギリギリ合格ラインでの入室は苦労するかもと悩みながらも、「この後は上がるしかないね!」と前向きな娘の姿に入室を決めました。
2月に授業がスタートすると、親の心配をよそに「楽しい」を連発。そんなに塾が楽しいものかと不思議に思ったほどですが、この「楽しい」は入試直前まで変わることなく、塾を休みたいと言ったことは一度もありませんでした。
とはいえ、先取り学習ゼロ・計算力ゼロの娘は、特に算数で苦労しました。他の習い事も続けていたため、授業の復習(できても1周)と毎日の基礎トレだけで精一杯。次第に平均に届くようになったものの、年次が上がるにつれて難化する算数に苦手意識は強まる一方。
そこで、当初は質問教室に行くことを尻込みしていた娘も、親は頼れないと察してからは、算数・理科を中心に自ら質問教室に足を運ぶようになりました。6年生になると質問教室の常連となり、冒頭の合言葉に繋がります。保護者会で算数の先生が仰っていた「苦しみながら解く」をまさに体現するような子でしたが、直前期には「算数の過去問を解くのが楽しい」と言えるほどになりました。
ですが、思い通りにならないのが受験。大好きな浦和明の星の1月受験ではご縁がなく、娘は女子学院受験を断念しようと考えていたようでした。不合格をもらったその日は通塾日。家にいても気持ちを切り替えられないだろうと考えた私は、Zoomで受講したいと言う娘を叱咤し、いつも通り塾に行くよう促しました。そして、いつも通り質問教室を終えて塾から出てきた娘の顔はスッキリ! 塾が勉強を教えてもらうだけの場所ではなく、娘の精神的支えとなっていることを実感した1日でした。
挑戦しなかったことへの後悔はしたくないという思いから、その後は2月1日女子学院に向けて別人のように取り組むように。思えば、6年生になっても学校生活を存分に謳歌していた娘。11月の音楽会で伴奏をすることになったと聞いたときは、どこにそんな余裕があるんだとひっくり返りそうになりましたが、余力を残していたのがラストスパートに繋がったのかもしれません。
最終回の授業でも質問教室で最後まで残り、1月31日は校舎の先生に激励していただき、最後の最後までサピックスからパワーをいただきました。その結果が2月の合格に繋がったと確信しています。
先生方、受付・警備の皆様、お友達の皆さん、大変お世話になりました! 本当にありがとうございました!
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