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最新中学入試情報
進学校 ▶ 雙葉中学校
親ができること
K.Oさん ●お子さんの名前 Aさん
娘が雙葉を目指したきっかけは、5年生の秋に参加した雙葉祭でした。それまで沢山の学校を見学しながら「通いたい学校」を何となくリストアップしていたのですが、雙葉だけは、雙葉祭の帰り道に「絶対この学校に行きたい」と目を輝かせていました(後にも先にも娘がそう言ったのは雙葉だけでした)。そこから、雙葉合格を目指した親子の挑戦が始まりました。親がサポートできることは無数にありますが、振り返って特に大事だと思ったことが3つあります。
親ができることその1は、雙葉受験を約束すること。どれだけ偏差値が足りなくても、模試の判定が全て20%でも、2月1日午前は必ず雙葉を受ける。それを親子で決めました。受験生が分散する1日午前ならより確実に合格できるかもしれない他の魅力的な学校を受験する機会を失いますが、「成績が悪いと受けさせてもらえないかも」という不安が無くなったことが、決して諦めない粘り強い学習に繋がりました。
受験を決めたら、「雙葉合格に近付くために、これが出来るようになりたい、そのために○○をやる」という前向きな気持ちが生まれ、基礎知識と作業力をコツコツ積み上げることの大事さに、真剣に向き合うことが出来たと思います。
親ができることその2は、併願プランを作ること。2月1日に昼食後の面接まである雙葉を受験すると、1日午後受験の選択肢も限られます。例え雙葉に御縁をいただけなくても決して後悔しない併願プランを作るのは大人の責任。我が家は、偏差値や大学進学実績にこだわらず、校風、行事、通学経路、留学制度、文化祭での生徒さん達の様子など、そして入試日程や午前受験校からの動線を考慮し、娘に合いそうな学校を選び、日程を組みました。「雙葉以外に進学することになっても、違う形の素敵な6年間が待っている。」という思いが、辛い時でも心の支えになると思います。
雙葉の入試問題は形式や傾向に顕著な特徴があるので、併願校の対策には悩みました。なるべく相乗効果のある方法を模索し、例えば、雙葉の算数は全問記述式なので、解答だけを求める他校の問題も雙葉を想定した記述解答を書いたりしました。結果として、雙葉対策を多角的に行うことにつながり、総合力アップにも貢献したと思います。
親ができることその3は、子供の生活リズムを整え、十分な食事と睡眠を確保すること。特に6年生になると、塾からの帰りも遅くなり、復習や過去問演習などで夜遅くまで学習したくなりますが、我が家は「食事と睡眠を削らない」を目標にして、復習が終わっていなくても決まった時間が来たら寝る、残りは翌朝以降にやる、を心がけていました(思う通りに出来ないことも多かったですが)。
全ては我が子の幸せのため。心身を傷つけては意味がありません。結果はどうあれ、本稿をお読みの皆さまが、親子で「受験して良かった」と振り返ることができることを祈っています。
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