私は６年生の時、他塾からサピックスに転塾してきました。
　サピックスでは、毎回の授業で小テストがあるため、前の塾ではすぐにさぼってしまっていた私が、小テストの為に勉強するようになりました。受験が終わった今、転塾してきて本当によかったと実感しています。
　私は、とにかくケアレスミスが多く、サピックスでのマンスリーなどのテストが全て終了した後もケアレスミスについてとても悩んでいました。そこで、ケアレスミスを直すために、私は落ち着いて問題を解く練習に励みました。基礎力トレーニングなどでは必ず時間を決めて問題を解いてみたり、図書館の自習スペースで、人が周りにいる環境に慣れながら、問題を解いてみたり、色々な工夫をしました。

　試験当日は、姉がカイロに応援のメッセージをかいてくれて、そのカイロを持って試験に臨みました。

　そして、合格発表では、これからの試験で自信をなくしてしまう気がして、私は合否を見ずに、翌日以降の試験にのぞむはずでした。すると、母が勉強部屋にいた私にいきなり抱きついてきました。はじめ何が起こったのか分からず戸惑いましたが、一呼吸おいて母が立教女学院に合格したことを伝えてくれました。夢なんじゃないかと思いました。その後、合格したことを姉や父に伝えに行くと姉も泣きながら喜んでくれて、前の塾での事もあわせて３年間、友達ともほとんど遊ばずに勉強を積んできた努力が実った瞬間でした。

　これから受験をするみなさん、自分に自信をもって最後まであきらめずに頑張ってください。みなさんの受験が終わって心から笑うことが出来るよう私も心から祈っています。