受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 桜蔭中学校

努力し続けて

C.Yさん

 私の受験生活はサピックスや学校の先生方、家族など沢山の方々に励まされ支えられた御蔭で最後まで走り抜くことが出来たと思います。改めて感謝の気持ちで一杯です。私は国語が苦手でSSでは自分が思った以上に厳しい結果の答案ばかり返され、その度に赤面するくらい恥ずかしく叫びたくなる程、酷いものでした。
 それから質問教室に通い、添削して頂く日々が始まりました。しかし、ただでさえ大人と話すのは緊張し苦手な私は最初の頃、教室へ行くこと自体にドキドキし、そのまま帰ってしまうこともありました。また授業で疲れた後、更に苦手な国語を見て頂くのは修行のような気持ちでした。でも物語の心情が少しずつ理解出来、先生方と言葉を交わすことで不安な気持ちが和らぎ、いつも終わるとスッキリとした気持ちで帰りました。
 添削ノートだけで3冊にもなり、やってきたことが少しの自信に繋がり、絶対に合格するぞ、と思い続けることが出来ました。
 模試のある日は、添削ノートと高得点が取れた時に貰える合格シールをお守り代わりに持って行きました。
 また、併願校は秋過ぎに急遽変更しました。元々考えていた学校は「皆が受験するから」と流れに沿った形で志望していましたが、何度訪問してもしっくりこなく、気になっていた別の学校を訪問したら、その学校の良さを改めて感じ受験することにしました。ここも何度も訪問したことがあったのですが、過去問をあまりやっていなかったので先生に相談したら「大丈夫」と言われ安心し、一気に気持ちが固まり、限られた時間、集中して取り組む事が出来ました。
 皆さんも、偏差値や先入観にとらわれず自分の気持ちで学校選びをしてみて下さい。また私は体力が無く勉強量も少ない中いつも不安でしたが、さり気なくガッツポーズで応援して下さったり私の低い目線まで合わせて励まして下さったりと先生方の優しさに何度も救われ、前を向き続ける事が出来ました。
 本当にありがとうございました。

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