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最新中学入試情報
進学校 ▶ 桜蔭中学校
桜蔭に挑むために
J.Hさん
私が桜蔭中を志望し始めたのは5年生の終わりごろでした。そのときは偏差値も届いておらず、志望校別の授業や過去問が始まる6年生の1年間をどう過ごしていくか次第というかたちで6年生を迎えました。そこで、私が桜蔭中に挑むために6年生の1年間で意識していたことを書こうと思います。
まずは、夏前までに基礎を固めておくことです。SS特訓や過去問が始まると、それぞれの志望校に合わせた学習が中心になり、算数なら基本的な解法、国語なら漢字や言葉、理科や社会なら「コアプラス」の知識などの基礎的な内容を再復習する時間が取れなくなってきます。かといって基礎はおろそかにできないため、せめて苦手な分野だけでも確認しておくと、後で自分の役に立つと思います。
次は、SS特訓などの志望校別の対策を抜け目なくやり、解法や知識を自分のものにしていくことです。しかし、桜蔭中は算数で解法という解法があるというよりは、とにかく書き出して調べるしかない問題があったり、国語の記述もその場で考えて書くしかなかったりするので、SS特訓や過去問はより多くの問題に触れ、問題の形式に慣れたり傾向をつかむところから始めていきました。
そして最後は、自分の納得するやり方を自分で決めて生活することです。誰がなんと言おうと、桜蔭中を受けるのは自分です。桜蔭中を受けたいのも自分であり、桜蔭中に通うのも自分です。そして、桜蔭中の合格を信じて今勉強をがんばれるのも自分しかいません。自分が納得して受験を終えられるように、自分なりのやり方を見つけ、わが道を歩んでください。そして、最後はそんな自分のことを信じるしかありません。そこには、己の力で合格を勝ち取った自分が、きっといるはずです。
2024年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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