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最新中学入試情報
進学校 ▶ 鷗友学園女子中学校
悲喜交々の受験生活
S.Kさん
2月1日、教室に入ったとたん、今日が「本番」だという実感が湧いてきた。緊迫感の漂う教室で、なんともいえない空気にのみ込まれ、自信をなくしかけた。
(大丈夫、この教室で私が一番できる。今まであれだけやってきたんだ。自分を信じて、がんばれ私!)
積み上げてきた努力が自信となり、私を支えてくれた。
私は8月末まで、習い事の新体操を続けていた。そのため、その日のテキストが終わらないまま次に進むという悪循環が続き、夏期講習ではしょっちゅう居残り。夏のまとめテストではクラスを大きく落としてしまった。落胆していた時、先生がアドバイスをくれた。①質問教室を積極的に利用すること、②問題をしっかり読んで、できる問題や正答率の高い問題でミスをしないこと、③手を動かして途中経過を書いていくこと。これらを頭の片隅に置いて学習することで、点数が伸びていった。
もう一つ大変だったのは、秋になっても志望校を決められずにいたことだ。新体操部があって行事に熱心な鷗友、サピで対策をしている自由な校風の女子学院、他にも気になる学校があり、受験するかもしれないすべての学校の過去問に取り組んだ。SS特訓も始まり、時間に余裕はない。その中で、時間を見つけては1教科でも過去問を解く。これはかなりきつかったが、過去問をたくさん解いたことで、いろんなタイプの問題に対応できる力に繋がったと思う。
あっという間に冬期講習や正月特訓も終わり、追い込みの時期になっていた。1月入試で手応えを感じ、その後は時事プリント、重大ニュースの再確認や、総合回のテキストやこれまでのプリントを繰り返し解いた。特に理社を重点的に学習した。
2月本番、受験した4校すべてから合格をもらい、自分の納得のいく形で受験を終えた。受験生の皆さん、最後の最後まで頑張ってください。努力したことが自信になります。皆さんに合格の桜が咲きますように。
2024年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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