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少しだけ早い桜
T.Nさん
「やったぁ!」
2月2日、合格発表サイトで、私は少し早い桜をみました。
私は2年の冬に、サピックスの最も下のコースに入りました。最初、私はコースがどこかを全く気に留めず、毎週のんびり通っていたのですが、ある日突然、父に毎日の漢字と計算を強制されました。最初は全くできませんでしたが、徐々に解けるようになり、4年の最初のテストから上位コースに行くことができました。
しばらくして暗黒時代が始まります。4年の冬、私はK-POPにどハマりして成績は急降下。自分なりに危機感はあったのですが、危機感だけで勉強は全然しませんでしたので、5年の夏まで低迷します。志望校卒の憧れのお姉さんに励まされ、必死でやってやる、と宣言し、本気で取り組んだところ、成績はぐんと伸びました。
6年になっても、SSが始まるまで上位を維持しなければ、と、復習や土特の知識の総完成を繰り返しました。これはもう全然いける。私は完全に調子に乗っていました。そして最後の夏休み。私は少し気を抜いてしまい、暗黒時代は再びやってきたのです。
夏の最後のテストで、私は5年春の成績近くに戻っていました。秋のサピックスオープンも学校別サピックスオープンも、合格可能性は20%か30%。過去問も点が取れず、精神的にめちゃくちゃ追いつめられ、夜、一人で泣いてしまうほど辛かったです。最後のサピックスオープンが終わった次の週、状況を立て直すため、3つのことをはじめました。
1.SSの解き直しをしつこいくらいしました。志望校の問題に慣れると同時に、知識の確認ができました。
2.勉強の仕方をサピックスの先生に積極的に聞きました。信頼できる先生のアドバイスを聞き、それに従うと、勉強を続ける自信が持てました。
3.入試の日に脳みそフル回転できるように、朝型にしました。
もうお分かりだと思いますが、みなさんに一番伝えたい言葉は「油断大敵」です。この文章が後輩の方々のお役に立てば嬉しいです。
2024年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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