受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2024年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 渋谷教育学園渋谷中学校

JGと渋渋、私が受験するうえで、気を付けたこと

A.Oさん

 2月2日、渋渋の受験が終わり、校舎から駅に向かう途中で待ち伏せていた母に携帯画面を見せてもらった時「おぉ~」となりました。女子学院から合格をいただけました。すごく嬉しかったです。
 ここで、大事だと思ったことを書き留めておきます(基本的なのも混ざってるかもです)。

女子学院は4科目とも、1問にかけられる時間が結構短いです。

 算数は、スピードが取り柄の人は早く終わらせてよく見直し、解くのが遅めの人は正確に解くと確実に得点になると思います。ただ、最初の計算問題は、見直しをして違う答えが出る可能性があり、結構焦るので、はじめから一発で正解を出すのが大事です。

理科や社会は基礎的な知識が必要。コアプラスは大切です。日頃からサボらずやりましょう。

 私は特に歴史がズタボロだったので、社会の単科を取っていました。

社会の記号選択問題など、「誤っているもの」か「正しいもの」かはほんっとうに気を付けてください。時間がないのでうっかり読み飛ばしたり、はじめは「誤っているもの」を選んでいるつもりでも途中で「正しいもの」に思考が切り替わっていたりします。

 対策として有効なのは、記号の隣に正誤(〇×とかでいけます)を書き込み、そのあと問題と照らし合わせて選ぶこと。便利です。
 また、2日に受けた渋渋ですが、問題が見事に私にシンデレラフィット。というのも、渋渋の問題は少し特殊で、それを面白いと思う時と思わないときがあったのですが、今回は本当に面白い問題が出たと思いました(渋渋は特に理科が面白いです)。知識だけでなく、思考力が必要になってくると思います(あと論理、とか?)。割とドカドカヒントをくれるので、リード文はしっかり読むべきだと思います(特に理科)。
 算数は大問4が簡単だったりするので、問題を最初に見ておくといいです。
 最後のマンスリーテスト、失敗しても大丈夫でした! 頑張ってください!
 祈、合格!

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