受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 広尾学園中学校

I love 広尾学園!

H.Hさん

 はじめに、私のサピ生活は一生の宝です。サピの先生方、今までありがとうございました。
 私が特に印象に残っているサピでの体験は夏休みと志望校別特訓です。
 夏休みは毎日授業前に算数のテストがありましたが、算数が苦手な私は今見てもびっくりするくらいひどい点数をとっていて、先生に採点してもらった解答用紙に「やりこみたりない」と書かれていたこともしばしばありました。それからは算数に学習のほとんどの時間を割き演習量を増やしたところ、夏休み明けにぐんと成績が伸び、うれしかったです。
 志望校別特訓では私の志望校、広尾学園のコースはなく、他のコースに入ることになりましたが、仲良しの友達といっしょに勉強できてとても楽しかったです(こっそりお弁当のデザートを交換していました)。
 次は志望校についてです。私の第一志望は広尾学園で、すべての回を受験するつもりでした。広尾学園の文化祭では英語をあやつりプレゼンしている生徒の姿にあこがれ、もとから英語に興味があったこともあり、広尾学園の三つのコースのうちインターナショナルコースに入りたいと思うようになっていました。
 2月2日の本番前、午前11時から第1回の合格発表がありました。午後からの受験に影響しないよう母は結果を黙っていてくれましたが、不合格ということはバレバレでした。午後からの医進・サイエンス回1教科目の算数では先生に直前の授業で教えていただいた「カタラン数」が出たおかげで気持ちが軽くなりました。2教科目の理科は過去問と同じく意味不明で、時間は過ぎ、焦るばかり。大問をつぎつぎに移動し、できそうな問題を探して右往左往するという最悪の解き方で強行突破し、なんとか全ての大問を終え、試験が終わると大本命のインターの合格と、1日後には医進・サイエンスの合格を知り、私の受験は終わりました。

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