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進学校 ▶ 駒場東邦中学校
文系男子のふわふわ受験記
M.Iさん
2月2日、午前の受験を終え、出迎えの列の中に笑顔の父と母を見つけました。その瞬間、僕は悟りました。第一志望校である駒場東邦中学校に受かったことを。そして3年間の受験生活が呆気なく終わったことも。
僕がSAPIXに入室したのは、新4年生の2月です。長い間これといった志望校、熱望校はなく、ふわふわした状態で勉強していました。6年生の9月ごろにようやく第一志望校が定まり、これから頑張るぞーという時期に受けた駒東の学校別サピックスオープンで、算数と理科で偏差値40台を叩き出してしまいました(国語は71)。「これはまずい…」と思い、早速対策を始めました。まず、面倒くさがって置物と化していた理社の知識の総完成と「コアプラス」の復習。1月はそれに加えて志望校対策プリントの復習(出来る問題は2回ずつ、出来ない問題は4回ずつ)と、語彙力完成プリント(間違えたら×印を付けさらに復習)を徹底しました。また僕は過去問を5~10年分解いて、実戦感覚を確かめました。その結果、国社で8割以上の点数を稼げば、算理は最低限5割の得点で逃げ切れると踏みました。過去問ではその点数をクリアできていたこともあり、あとは算理の苦手分野を補強しながら小問の取りこぼしをしないよう前述の対策を行い、得意な国語は得点力をさらに上げるために他校の過去問にも挑戦しました。今振り返ると、僕の駒東合格の決め手は、皆が奇抜な算数に苦戦している中、算数よりも素直な国語で点差をつけられたことだと思います(個人的な意見です)。
最後に僕が伝えたいことは「算数が苦手だと中学受験、さらに言えば難関校を目指すのは厳しい」という固定観念に囚われるな、ということです。受験は4教科。努力を怠らず、本番ではどんな問題が出ても受け入れて最後まで諦めないことが大切です。 祈☆合格。
2024年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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