受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 慶應義塾普通部

僕の慶應3連戦

S.Uさん

 僕がサピックスに通いだしたのは、小学校3年生の1月からだった。当初、志望校は決まっていなかったが、大学までの一貫校に進学したいと漠然と考えていた。
 6年生になり、慶應3校にターゲットを絞りSS特訓を選択、学校別サピックスオープンや過去問も3校を中心に取り組んだ。決して順風満帆だった訳ではなく、社会(特に歴史)の成績が低下し、思いのほか成績が伸びずモヤモヤした時期もあったが、地道に1日数ページずつコアプラスを学習、暗記することで、徐々に社会の成績も上がり、苦手意識は払拭できたと思う。以下では、塾での課題や過去問以外に主に取り組んだ内容を紹介します。

①算数…慶應3校の算数はそれほど難しい問題は出ないので、基礎力トレーニングを毎日欠かさず解いて、間違った問題はくり返し復習することを意識した。

②国語…漢字や語彙力を問われる問題がわりと多く出題される。漢字は得意だったが、今思えば言葉ナビをもっと勉強しておけば良かった。

③社会・理科…とにかく、知識アップに努め、コアプラス1日数ページをくり返した。最後の1週間では全問題を解き直した。また、慶應対策として福沢諭吉先生の伝記は読んだ。

④面接…自身の強みや志望動機などはノートにまとめて面接前に見返した。面接では、相手の顔を見て話すことを意識した。背伸びはせず自然体で話すことを心がけた。

 目標としていた慶應3校全て合格という最高の形で僕の中学受験は終わった。前半で合格をもらえたことや運も味方したとは思いますが、3年間の地道な努力が結果に結び付いたことを嬉しく思う。中学生になってからも新たな目標を決めて頑張っていきたいと思う。最後に先生方、本当に有難うございました。

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