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最新中学入試情報
進学校 ▶ 慶應義塾普通部
影の成長を信じて
S.Fさん
僕は、4年生から入室しました。入室テストは偏差値60を超え、4年生のころは一度もαから落ちることがありませんでした。
しかし、5年生の夏期講習のとき、答えを写したり、こっそりゲームをしたりしてしまいました。それからはαはおろか、中上位クラスにすらいけず、偏差値は50まで落ちてしまいました。それでもまだ合格できると心底思っていました。
しかし、6年生の夏、アデノウイルスに感染し、夏期講習の欠席が重なり、初めて偏差値50をきってしまいました。そこでさすがに危機感を覚えました。そのとき、理科の先生に、「4年生や5年生の頃のテキストを見直して偏差値を30上げた人がいる」という話を聞き、テキストやコアプラスまで見直しました。それでもまだ偏差値は上がりませんでしたが、ここでぼくは、「影」の成長をしたと、今では思います。
そしてそのまま時が過ぎ、1月入試が始まりました。まずは栄東中を受けました。ここから「影」に光が当たり始めました。基礎を固めた成果がでて、とても良い成績で合格することができました。しかし現実は厳しく、その後市川中には落ちてしまいました。この時は、ショックをうけて、まずいと思い、必死にコアプラスや社会の「漢字番付」を見直しました。
そして本命の慶應普通部。行く途中に、理科のコアプラスを見ました。すると神様が頑張る姿を見ていたのか、見たところが一つだけ出ました。最後まであきらめずに悪あがきをしてよかったと思っています。
ほかの人も書いているとわかっているけど、僕も書きます。最後まであきらめずに頑張ってください。あきらめなければ、希望はあります。
2024年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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