受験は油断といった感情が自分の心に表れたら、そのしゅん間に負けが決まる。なぜなら、ぼくのように１月の練習校でおちるほどのことが必ずおきるから。だから志望校合格を目指すサピックス生に１月のことと２月の合格までの道を語る。
　１月10日、栄東中学校の受験。この学校は自分の偏差値を大はばに下げて受ける学校だった。なんとなく結果は想像できるのではないだろうか。結果は不合格だ。油断と、問題パターンを知らずにとこうとして、分からずあせったことで落ちた。悔しさとショックが重なって結果を知った時は泣いた。でも、同時に気合が入った。絶対に２月の受験校は受かってやると。その後は、合格のために全力で勉強した。先生にもはげましてもらって自信をつけた。そしてむかえた２月２日。栄光学園の受験では心配だった算数がときやすくて落ち着いてとけた。だけど、理科の手応えが無く合否の可能性は自分の中で五分五分だった。そして２月３日、浅野中学校の受験が終わって１時間20分後、画面を見ると桜色の画面。合格だった。うれしさでなみだがでた。
　ここまで読んでくれた君にはこの言葉をおくりたい。短いがぼくが一番伝えたいこと。桜はさかせるもの。待っているだけではさかない。