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進学校 ▶ 頌栄女子学院中学校
親子の奮闘記
C.Sさん ●お子さんの名前 Cさん
約5年前、新2年生の入室テストに合格してサピックスに入りました。今思うとかなりラッキーでした。
サピックスに入るきっかけは隣の親子でした。お隣さんのおかげで初めて中学受験、塾、サピックスのことがわかって、その時から中学受験に参加することを決めました。感謝です。
その入室テストの合格が、約5年間の親子奮闘記の始まりでした。
初めてサピックスの算数問題を見た時の様子、今でも覚えています。学校の問題とは全く異なって、斬新な思考方法が必要なものばかりでした。なお、量も多く、とてもうちの子が独自で完成するものではないとのことで、そこで一緒に努力するよ!と子供に宣言しました。
実は、この努力という言葉を今でも子供に言い続けています。なぜ勉強ではなく、努力という言葉を選択したかというと、人生の各段階により、目標が異なると努力する内容も異なるためです。努力できる習慣を身に付ければ、これから自分が歩む人生においても大きな役に立つと考えています。余談ですが。
2年生、3年生のサピックスはまだ予熱段階と呼ぶなら、5年生、6年生になると熟成段階と呼んでいいぐらい、家庭勉強の量と質が変化します。6年生の夏期講習から、SS特訓が終了となる2024年1月まで、毎週4科目の課題の厚さは合計20センチメートル以上あると思います。それ以外に基礎力トレーニングという算数の訓練もあるため、うちのような偏差値中位の子供にとっては全部完成するのはまずありえません。その場合、優先順位、スケジュールを決めるのが重要になります。各科目の課題、どのページをいつまでに必ず完成しなければいけないかを必ず授業の時にメモしてねと、子供にしつこく言い続けました。また、家庭学習の効率を上げるために、塾のテストの直しを必ず塾で完成してねと子供に頼みました。
子供の家庭学習に協力するために、6年生ぐらいからテレビもほとんど見ませんでした。それでも、SS特訓開始後、大量な課題の中、当初決めた優先順位、完成期限を守ることすら難しいのに気づき、今回分、前回分、前々回分という箱を用意して、完成したら1個ずつシフトさせるなど、努力するための工夫を凝らしました。
SS特訓の日だと、弁当も必要なので、担当のお母さんが栄養、美味しさなどを工夫し、毎回完食してくれました。良く二人三脚といいますが、うちは三人四脚ですね(笑)。
結局、波乱万丈な受験で、希望の頌栄女子学院中学に合格しました。うちにとっては理想的なピリオドを打つことができました。その5年間の塾生活の経験を簡単にご紹介します。
●人間は十人十色で、自分に適切なやり方を見つけるのは一番重要。
●受験勉強は家族全員の力を合わせることが重要。
●心身(メンタル)、身体(フィジカル)の健康管理が重要。
以上、簡単にまとめましたので、ご参考にしていただければ、と思います。みんなが2月の勝者になるように!
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