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最新中学入試情報
進学校 ▶ 開成中学校
家庭学習の軸4つ
E.Mさん ●お子さんの名前 Tさん
我が家では父親が主に勉強やスケジュール管理、母親が健康管理や志望校選定等の役割を担いました。家庭では①勉強の仕方②スケジュールの確立③環境を整える④メンタルフォローに注力しました。
①勉強の仕方
ノートの取り方、復習の仕方、ペンの使い方、資料集の活用など本当に基本的なところから伝えました。計算ミスも多かったのですが、途中計算をプリントの片隅に小さく色々なところに書く、という初歩的なところが最大の原因で、どう書いていくか、から伝えました。自分の子がどのように問題に取り組んでいるかの過程を一度でいいのでじっくり見てあげるというのは非常に大切だと思います。
②スケジュール
週間スケジュールは作成後何度も更新しました。起床後に基礎トレと理科のデイリーステップ、就寝前には国語のAテキストを振り分けて少しずつ消化することを基本に、その他の学習を曜日ごとに埋めていました。
③環境
リビングに勉強机を置き、特に机の上を綺麗に保つことを大切にしました。塾からのテキストは復習後すぐに机から移動、テスト範囲が終われば処分(SSは除く)し、雑多にせず集中力を削がないようにしました。テキストの取捨選択は難しいですが、螺旋学習で重要な事は必ず6年生後半でも出てくると信じて取り組んでいました。
④メンタル
6年生の11月にスランプがありました。基礎トレをさぼり、スケジュール通りに学習を進められず、サピックスオープンの成績も当然下降しました。打開策として、丸一日ゲーム三昧で勉強しない日を作り、その後は塾の先生に電話相談しカツを入れてもらいました。そして父親が1週間ほど伴走学習をし、12月に何とかルーティンを取り戻しました。スランプの原因は①やるべきことが多すぎて何から手を付けたらよいか分からなくなっていた、②机の上に未処理の復習がたまりすぎてやる気が削がれていた、ことだと思います。6年生の後半は土特とSSに加えてサピックスオープンと、あらゆる復習が追い付かない状態になっていました。膨大な量のテキストやテストは本当に取捨選択が重要だと思います。
受験直前の1月冬期講習以降からは、過去の先輩方のアドバイスを参考にSS特訓の総復習をしました。またずっと苦手としていた国語・社会については、この時期であっても確実に基礎固めをしていこうと先生から指示をもらい、コツコツと知識の総完成プリントに取り組みました。
最後になりますが、絶対合格!という心の反面、懸命に取り組んだこの過程こそが最大の宝であるという考えを親が忘れずにいることは大切です。「どのような受験をゴールとするか』を考えて下さいとの先生の言葉は響きました。SAPIXを通して親子共々大変成長させて頂きました。ありがとうございました。
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