さぴあインタビュー/全国版
強く生き抜く力を養う
多彩なプログラムを通して
国を支えるリーダーを育成
聖光学院中学校高等学校 校長 工藤 誠一 先生
豊かな感性を育てるために
本物に触れられる環境を整える
校長 工藤 誠一 先生
神田 貴校の生徒たちが各方面で活躍しているのは、まさに感性を育てる教育の成果だといえますね。最近では、中3生が書いた詩が「第26回白鳥省吾賞」の小・中学生の部で優秀賞を受賞しています。
工藤 その生徒は小説でも、神奈川新聞主催の「神奈川文芸賞2024」のU25最優秀賞を受賞しています。これもすばらしい作品で、校内にも掲示しています。
神田 わたしも読ませていただき、感動して涙が出そうになりました。この生徒だけでなく、豊かな感性が学校のなかでたくさんの生徒たちに根づいていくのだろうと思いました。文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」の高校生部門で選出され、ピアノ留学を勝ち取った生徒もいたそうですが、芸術分野での活躍もすばらしいですね。
工藤 本校にはOBや保護者の方などで構成する聖光学院管弦楽団(聖フィル)があります。彼はその演奏会でラフマニノフのピアノ協奏曲を弾いています。
神田 貴校には立派なホールがあり、世界最高峰のスタインウェイのグランドピアノもお持ちですよね。
工藤 昨年はヴァイオリニストの諏訪内晶子さんが演奏してくれました。本校のラムネホールはコンサートホールとして設計されていて、残響音は神奈川県民ホールより良いといわれています。そのような環境があるからこそ、一流の方を呼べます。すべて本物に触れることが大事だという考えで行っています。
立見 芸術を大切にしていることはカリキュラムを見てもわかります。中2では「選択芸術講座」として音楽・美術・演劇に関する多彩な講座が開講されており、専門家の指導を受けられるそうですね。感性を磨くうえで、これほど恵まれた環境はないと思います。
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