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学校説明会レポート
昭和学院中学校
2025年11月14日(金)
「知」「徳」「体」のバランスの取れた全人教育を実践する進学校
1940年に千葉県市川市に創設された昭和女子商業学校に始まる昭和学院は、戦後間もなく、中学校、高校、小学校、短期大学を続けて創設し、総合学園に発展しました。このうち昭和学院中学校・高等学校は2003年に共学化し、「明敏謙譲 (めいびんけんじょう)」という建学の精神の下、教師と生徒の心のふれあいを大切にした全人教育で「知(自ら学ぼうとする力)」「徳(人を思いやり助け合う心)」「体(健康で活動的な体)」のバランスの取れた生徒を育てようとしています。
この日のオンライン説明会には校長の山本良和先生が登壇し、「本校は『明朗にして健康、自主性に富み、謙虚で個性豊かな人間の育成』という理念の下、生徒一人ひとりが自分らしさをしっかりと見つけ、磨いていくことを大切にしています」とあいさつしました。
続いて、入試担当統括の松宮博先生が教育内容について説明しました。同校では、生徒の「学びたい」という意欲に応え、かなえたい夢を実現するため、多彩なコースを導入しています。「基礎定着期」の中1・2では、国際社会で活躍する人材を育成する「インターナショナルアカデミー(IA)」、個性に合わせた手厚いフォローで妥協なき「文武両道」の学びを実践する「アドバンストアカデミー(AA)」、好きなこと、やりたいことを見つけて伸ばし、夢をかたちにする「ジェネラルアカデミー(GA)」、科学のロマンを追い求め、挑戦する力を育む「サイエンスアカデミー(SA)」の4コースを設置しています。「応用発展期」の中3・高1と「自己実現期」の高2・3では、国公立大学をめざしたハイレベルなカリキュラムで学ぶ「トップグレードアカデミー(TA)」を加えた5コース体制となります。コース変更はSAコースを除き、中3進級時と高2進級時に可能で、生徒の学習面での成長やキャリアデザインに応じて、より確かな進路選択につなげているそうです。松宮先生は「生徒が目標を達成できるよう、教員は一丸となって応援しています」と力を込めました。
ICT教育を推進し、1人1台のiPadを使ったアクティブラーニングを行うなど、「主体的に学ぶ授業」を展開しているのも特徴です。英語は、ネイティブ教員がPCやiPadで作成したオリジナル教材を使って学習し、リスニング力の向上に役立てているほか、タブレットを活用して、コミュニケーション能力やスピーキング能力も伸ばしています。
新たな学力の伸長と人間的成長を図る取り組みとして、特別教育プログラム「SGアカデミー」があります。中学3年間にわたり、毎朝「朝読書」を行い、論理的思考力、豊かな人間性、想像力を養います。また、さまざまな分野で活躍する専門家による「未来講座」や卒業生による講演会を行い、生徒の視野を広げています。
国際教育にも力を注いでいます。同校では「世界で活躍するために必要になるコミュニケーションスキルとしての英語」「自分の意見を主張できる英語」を身につけてもらおうと、ネイティブ教員を中心にした質の高い英語指導を行っています。また、実践の場も豊富で、「オーストラリア語学研修(修学旅行)」(中3全員)、「カナダ海外研修プログラム」(中2~中3の希望者対象)、「イギリス語学研修」(高1~高2希望者)を実施しています。
最後に、入試について説明がありました。第一志望入試と一般入試とがあり、例年12月(2026年度の入試では12月1日)に行われる第一志望入試は、特待生選考の「2科入試」と、自己表現文やプレゼンテーション、質疑応答などを行う「マイプレゼンテーション①」に分かれています。一般入試は1月20日・1月22日・1月24日で、1月20日は「国語1科」「算数1科(午後入試のみ)」「マイプレゼンテーション②」が、1月22日は「適性検査型(特待生選考)」が、1月24日は「アドバンストチャレンジ(特待生選考)」がそれぞれ実施されます。出願コースなど、詳細は最新の募集要項をご確認ください。
JR 総武線・都営新宿線「本八幡」駅から徒歩約15分、京成本線「京成八幡」駅から徒歩約15分の住宅街にある同校は、落ち着いた環境で学べる伸び盛りの進学校です。1級河川の真間川も流れ、春には桜の並木が見事です
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