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学校説明会レポート
雲雀丘学園中学校
2025年9月10日(水)
創立の精神「孝道」の下で成長
一貫探究コースで学ぶ6年
阪急宝塚線「雲雀丘花屋敷」駅に専用通路で直結。改札口から徒歩3分という便利な場所に立地する雲雀丘学園。中学からの入学生は全員、6年一貫の体系的カリキュラムで学ぶ「一貫探究コース」に所属します。
1950年に設立され、今年創立75周年を迎えた歴史ある学園で、「親孝行な人はどんなことでも立派にできる」との意味を込めた創立の精神「孝道」を大切に受け継いでいます。合わせて中学校の校是として「高志・自律・努力」を掲げ、主体的に考え行動できる生徒を育てています。
「学園の初代理事長でサントリー創業者の鳥井信治郎が残した『やってみなはれ』の精神を大切に、生徒たちがさまざまなことに挑戦できる環境を整えています」と教頭の道北秀寿先生。原則として4クラスとなる一貫探究コースでは、学習習慣の確立から確かな学力の養成、希望進路の実現まで、きめ細かくサポートしています。コース名のとおり探究学習に力を入れ、授業と課外活動の両方で実践しているのが最大の特徴です。
全教科にデータサイエンスを導入
文理融合型探究人材を育てる
まず授業では、中学で探究方法の基礎を学び、高校での本格的な活動につなげます。一方、課題活動では、大学や企業と連携して行う「探究プロジェクト」、専門知識を持つ教員による「探究ゼミ」、外部コンテストに向けて活動する「アクション探究」の三つのプログラムがあります。プログラムの成果を発表する「グローバル探究EXPO」も年2回開催され、学校全体で探究的な学びへのモチベーションを高めています。
文部科学省のDX加速化推進事業、兵庫県のHYOGOグローバルリーダー育成プロジェクトの指定校として、データサイエンス(DS)を基盤とした文理融合型探究人材の育成にも力を入れています。「これまでの探究学習とデータサイエンスを組み合わせ、すべての教科にデータサイエンスを導入しています」と道北先生。高校では「DS探究基礎」「DS探究実践」といった独自科目を設けて、データに基づいた課題の設定と、解決策の提案・実行までを見据える探究活動を実践しています。
大学進学実績も好調で、2025年春は難関国立10大学や医学部医学科に多数の合格者を出したほか、現役生の難関私大合格者数も過去最多となりました。「面談を重ね、学習環境を充実させることで、生徒一人ひとりの進路実現に全力で取り組んでいます」と話します。
最後に、2026年度の中学入試についての説明がありました。英語の検定取得者への優遇措置や、B日程の試験日と入試科目の変更点について詳しく伝えられました。

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