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学校説明会レポート
清風南海中学校
2025年9月3日(水)
多様な行事を通じて
豊かな人間性を養う
1963年の創立以来、仏教精神を基盤とした教育を実践している清風南海学園。充実した学習指導によって確かな学力を身につけさせるとともに、豊かな人間性を養う心の教育も大切にしています。
入試広報部部長の伊藤豪紀先生は、建学の精神である「徳・健・財」の紹介から説明会を始めました。「徳」は〝自利利他〟を心がけること。「健」は規則正しい生活習慣を身につけること。「財」は常に正しい予算生活を送ることを指します。「安心と尊敬と信頼の対象となり、信用されうる人物になるために、この三つの精神を身につけてほしい」と話します。
朝礼での般若心経の読誦(どくしょう)や、全学年で設定している週1時間の「宗教」の時間のほか、各学年で行う修養行事も大切にしています。中1・高1は高野山、中2・高2は法隆寺、中3・高3は伊勢神宮を訪れます。また、6月には体育大会、7月には水泳実習が実施されます。この水泳実習や校外学習の拠点となるのは大阪府南部の岬町にある「岬学舎」です。宿泊もできる施設で、創立60周年記念事業として2024年に完成しました。
学習指導においては、「授業第一主義」を掲げ、月曜から金曜までが7コマ、土曜が4コマの週39コマの授業時間を確保。これは公立校の授業時間の1.5倍に相当します。中2が終わるまでに中学校の範囲を、高2が終わるまでに高校の範囲を学び終えます。
国公立大学をめざす2コース制
補習などサポート体制も充実
中学入試の成績によって「特進コース」と「スーパー特進コース」に分かれます。前者は4クラス、後者は3クラスです。両コースとも国公立大学への合格をめざすことに変わりはありません。教材や授業の進度は同じで、受けるテストも同じですが、スーパー特進のほうが演習量が多いという違いがあります。学年末には主要教科の成績を考慮し、コースの入れ替えが行われます。
授業についていけるかどうか心配になるかもしれませんが、学習が遅れがちな生徒に対するサポート体制も整っています。中学では「指名者補習」「放課後学習会」でフォロー。高校では質・量ともに充実した「希望者補習」を実施し、毎年多くの生徒が参加しています。
これらの手厚い学習指導によって、生徒たちはそれぞれの希望進路を実現しています。2025年度は、東京大学3名、京都大学25名、大阪大学25名、神戸大学26名、大阪公立大学40名、国公立大学医学部医学科33名の合格者を輩出。「スーパー特進、特進のいずれのコースで入学しても、入学時の成績ではなく、入学後にどのように過ごすかが大切なのです」と伊藤先生は強調し、説明会を終えました。

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