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学校説明会レポート
明治大学付属中野中学校
2025年9月25日(木)
一生付き合える仲間と
知・徳・体を育み、有為な人材に
校訓に「質実剛毅・協同自治」を掲げ、生活指導を徹底している明治大学付属中野中学・高等学校は明治大学の付属校のなかで唯一の男子校です。
この日の説明会では、自身も同校の卒業生である校長の清水孝先生があいさつしました。「校訓を『みんなで仲良く、正直に、真面目に、精一杯努力しよう』と言い換え、学園の合言葉としています」と述べ、「中学から高校へはほぼ全員が進学し、卒業生の約8割が内部推薦で明治大学に進学します。10年間を共に過ごすので、一生付き合える仲間ができます」と続けました。
知・徳・体のバランスの取れた有為な人材を育てるため、「文武両道」を推奨している同校では、中学3年間で徹底的に基礎学力を固めます。清水先生は国語科教員でもあることから、「中学時代に正しい文章の読み方や書き方を身につければ、高校以降の学力の伸びにつながります」と説明しました。また、礼儀や礼節も重視しており、きちんとしたあいさつやことば遣い、服装を習慣づけるよう指導しています。特に「10分前行動」は徹底されていて、時間を守る意識を持たせています。
文武両道については、「武」を「勉強のほかにもう一つ、何か熱中できるもの」と定義しています。清水先生は「男子校という環境で、仲間と共に純粋に何かに打ち込めば、自信や協調性が養われるのです。AIが進化する社会においては、思いやりの心が大切です。そうした人間性を備えた『有為な人材』に育つような教育を行っています」と、ことばを結びました。
基礎学力の定着を重視
卒業生の約8割が明治大学へ
続いて、入試広報委員長の佐々木孝彦先生が、学校生活や教育内容について説明しました。同校では2018年に新校舎が完成し、Wi-Fi環境を含め、必要な施設・設備が整備されました。中学は7クラス、高校は高校入学者を加えて10クラス編成です。佐々木先生は「素直で思いやりのある生徒が多く、伸び伸びとした雰囲気のなかで、素(す)の自分を出せる環境を望んで入学する生徒も少なくありません」と語りました。
授業では基礎学力の定着を重視しているため、極端な先取り学習は行いません。学習進度はゆっくりで、各教科をじっくりとバランスよく学びます。高校進学には英検®3級、大学の内部推薦には準2級プラスの取得が必要です。
明治大学と連携しての学部ガイダンスやキャンパス見学会なども行われており、明治大学には卒業生の約8割が進学します。内部推薦の可否は高校3年間の成績に加え、明治大学推薦テストの結果を加味して決定されます。条件付きで国公立大学や一部の大学校を併願できる制度も設けられています。
来年度の入試に変更はなく、第2回では第1回の受験者に限り、合計点に3点が加算されます。佐々木先生は「1点違うだけで10~15番ほど順位が変わるので、3点の加算はとても大きいと思います」と述べ、「各教科とも基本問題で確実に得点できることが合格への近道です」とアドバイスを送りました。
武道にも力を入れ、柔道場には国際試合にも対応できる畳を使用。剣道は8段保有者の教員が授業と部活動の指導を行っています
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