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学校説明会レポート
ラ・サール中学校
2025年9月20日(土)
「信頼」「隣人愛」「奉仕する心」を
大切にする九州の名門男子校
毎年、東大・京大をはじめとする最難関の国立大学や医学部医学科に多数の合格者を輩出している鹿児島市のラ・サール高等学校・中学校は、今年で創立75周年(高校)を迎えた中高一貫の男子校です。世界の約80か国で1000校以上を運営するカトリックの教育修道会「ラ・サール会」を設立母体とし、人間形成に重点を置いた教育を実践しています。
SAPIX代々木ホールで開催されたこの日の説明会では、副校長の堤秀成先生が登壇しました。同校では、1651年にフランスで生まれた聖ジャン・バティスト・ド・ラ・サール師の精神を受け継ぎ、生徒たちを有名大学に進学させることだけを目的とするのではなく、ラ・サールスピリットとしての「信頼」「隣人愛」「奉仕する心」を育てることを大切な使命と考えています。この日、堤先生は「学校や社会に奉仕する心を身につけるために、日々の学習や活動を通して思いやりの心や協力の大切さを学ぶことが重要です」という、今年4月に就任した校長アントニオ・クビヤス先生のメッセージを紹介しました。続けて、同校の特徴として「学校の勉強だけで難関大学に合格できるだけの学力がつく」「寮生活で一生の友だちをつくれる」「ラ・サーリアンとしての強い絆が育まれる」の3点を挙げました。
学習に集中できる学生寮を完備
大学受験に向けた実力を養う
同校では中学で高校内容の先取り授業を展開しているため、高3では大学受験に向けた演習が中心となります。毎月実施する定期テストで学習定着度を測定し、必要な生徒には追試や補習などのサポートを行います。そして、高2の2学期からは、問題集や参考書を活用した「週テスト」によって、大学受験に向けた実力を着実に養っていきます。堤先生は「この週テストをきちんとこなした生徒は、東大理科三類にも合格するだけの実力がしっかりつきます」と語りました。
英語については、クラスを2分割した少人数制で授業を行い、6名の常勤ネイティブ教員が担当します。また、高1の希望者を対象に、アメリカでのホームステイやイギリスのイートン・カレッジでのサマースクールなど、海外短期語学研修も実施しています。
学校内には、県内外からの生徒を受け入れる学生寮「ラ・サール学園寮」が整備されています。中学生は3学年混合の8人部屋で生活し、自習室で学習に取り組みます。高校生は個室で、高3になると、さらに学習に集中するため、全員が寮から下宿へと移ります。
寮生活の大きな特徴としては「スマートフォンの使用禁止」があります。堤先生は「現代ではスマートフォンのない生活を送ること自体が難しいのですが、学習や仲間とのコミュニケーションを考えると、非常に良い環境ではないかと思います」と述べました。
桜島を望む同校。理科館や体育館、カフェ・ラ・サール(食堂)、図書館、音楽室、美術工芸室、情報教室などのほか、修道院も構内にあります
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