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学校説明会レポート
実践学園中学校
2025年10月18日(土)
体系的な学習プログラムと指導体制で、社会に貢献できる真のグローバル人材を育成
東京都中野区にある実践学園中学・高等学校は、1927年に設立された東京堂教習所を起源とする、男女共学の併設型中高一貫校です。「学問の修得をとおして、自己実現をめざし、人類・社会に役立つ人材づくりをする」という建学の精神の下、「豊かな人間味のある、真のグローバル人材(人間性に富み、志が高く、正しい道徳心と高い倫理観をそなえ国際感覚に優れた、社会に役立つ人材)」の育成をめざしています。
この日、オンラインで開催された説明会では、最初に、今年4月に校長に就任した野﨑啓太先生がスクールポリシーについて説明しました。同校では、知識の習得に終始せず、その知識を社会に生かすための基盤づくりを重視しています。変化の激しいグローバル社会やデジタル社会で求められる力を備えるために、独自の「コミュニケーションデザイン教育」「リベラルアーツ&サイエンス教育」を行っています。野﨑先生は「本校では、多様な個性を持つ仲間や先生たちと共に、夢に向かって挑戦できる環境を整えています」と語りました。
続いて、教頭の國澤朋美先生が、同校の中高一貫教育の取り組みについて説明しました。中1では全員が共通のカリキュラムで学び、中2からは一般クラスとリベラルアーツ&サイエンス(LA&S)クラスとに分かれます。「LA&Sクラス」では、日本人教員と英語ネイティブ教員とによる2人担任制を採用しており、英語を特に重視して、段階的にその力を高めています。
また、同校では「一生学び続ける力」を身につけることも重視しています。そのための四つの柱のうち第一の柱は、学習指導体制の充実です。中高6年間を「ベーシック期(中1・2)」「アドバンス期(中3・高1)」「マスター期(高2・3)」の3ステージに分け、段階的に教育を進めます。家庭学習の習慣化には、自宅学習の内容を記入して提出する「自主学習ノート」を活用しています。
第二の柱は、コミュニケーションデザイン教育です。ここでの「コミュニケーション力」とは、「自ら働きかける力」「仲間と共感する力」「場をつくる力」の三つから成ると考え、これらを学年ごとに養成します。座学ばかりに偏らず、ロボットプログラミングやアート制作を通じて生徒自身が創造力と協働力を伸ばせる機会もたくさん設けています。
第三の柱は、リベラルアーツ&サイエンス教育です。軽井沢での自然体験や、「科学(Science)」「技術(Technology)」「工学(Engineering)」「芸術・リベラルアーツ(Arts)」「数学(Mathematics)」を統合的に学び、数理的思考力を養うSTEM教育を通じて、探究心や柔軟な思考力を育て、非認知能力やメタ認知力を高めます。
第四の柱は、グローバル教育です。同校では、単に外国語ができるというだけの人材ではなく、「日本人としての誇りと国際感覚を併せ持つ人材」の育成をめざしています。中1は浅草での校外授業、中2は鎌倉での校外授業や奈良・京都研修旅行などで自国の文化について学び、中3ではブリティッシュヒルズ宿泊研修やニュージーランド語学研修を通じて異文化理解を深め、広い視野を身につけます。
最後に、アドミッション・総務部長の武井真琴先生が、2026年度入試について説明しました。募集人員は80名(2/10 Ⅱ期を除く)で、「教科入試」としては、2月1日午前に2科・4科入試とコミュニケーションデザイン入試(保護者面談あり)が、2日午前に2科・4科入試が、3日午前に2科入試が、それぞれ行われます。それぞれ行われます。そして、2月10日午前には2科のⅡ期入試(受験生面接あり)が実施されます。このうち4科型では、社会・理科を計50分間で両方解答します。一部の入試では、英検®取得級による加点制度(準2級以上で20点、3級で19点、4重で10点)も導入されています。また、これらとは別に、給費生選抜入試として、2月1日午後に適性検査型(Ⅰ型作文とⅡ型合教科型)の入試が、3日午後に算数・理科の2科入試がそれぞれ実施されます。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
校舎から徒歩約3分のところにある「自由学習館」。放課後や日曜・祝日も開館しており、生徒の自主的な学びを支えています
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