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学校説明会レポート
昭和学院秀英中学校
2025年9月25日(木)
「明朗謙虚」「勤勉向上」を校訓として、生徒の骨太な資質の育成と自己実現を支える
千葉県屈指の進学校として知られる昭和学院秀英中学校・高等学校は、「明朗謙虚」「勤勉向上」を校訓に掲げ、地域社会や日本に、さらには世界に貢献する人材の育成をめざしています。生徒が自分らしい生き方を見つける「自己実現」を支える教育をスクール・ミッションとし、グローバル教育・理系教育・教養教育などを通して、生徒の「骨太な資質」を育てる「豊かな学び」の場としての役割を果たしています。こうした学びの成果は、今春の卒業生のうち88名が、東京大学(6名)や京都大学(3名)などの国公立大学に現役合格を果たすという、すばらしい進学実績にも結びついています。
この日の説明会では、最初に副校長の金子安彦先生が登壇し、「本校は今、大きく変化しています。これからの変化の激しい時代のなかを、幸せに生き抜いていく子どもたちを育てていきたいと考えています。本校での6年間を通じて、いろいろなことに積極的に挑戦してほしいと思っています」とあいさつしました。
続いて、学校紹介動画の上映後、広報部の田中小遥先生が学校生活について説明しました。同校では、生徒一人ひとりが自律した自己を確立し、次代を担うにふさわしい学力と教養を備えた「骨太な資質」を身につけ、みずからの未来を豊かに切り開いていくことを目標としています。その軸となっているのは、語学の楽しさを知り、異文化理解を深める「グローバル教育」、これからの社会に不可欠な「理系教育」、そして夢中になれる学びを駆動させる探究活動「秀英アカデミア」という3本の柱です。
グローバル教育としては、多彩な語学研修を実施しています。中1はお台場にあるTokyo Global Gatewayで「TGG英語研修」を、中2は福島県のブリティッシュヒルズで「ブリティッシュヒルズ英語研修」を受け、英語を話す楽しさを実感します。中3では希望者を対象に、アメリカのポートランド、カナダのバンクーバー、そしてビクトリアの3都市に分かれてホームステイを行う「北米語学研修」を実施します。今後は中3全員が参加できるよう調整を進めているとのことです。そのほかにも、「スウィンバーン工科大学サラワク校短期研修」(中3~高3希望者)、「カリフォルニア州立大学イーストベイ校短期研修」(高1~3希望者)が用意されています。また、隣接する神田外語大学のネイティブ教員による「Academic Reading & Writing講座」(高1・2)を年間15回開講しており、対話を通じて読む力・書く力の向上を図っています。レベルの高い講座ですが、生徒たちからはとても人気があるそうです。
理系教育では、今年度から高2の理系選択者を対象に「理数探究授業」を展開しています。これは、物理・化学・生物と数学を中心に、研究したい課題を生徒自身が設定し、実験や考察を重ね、その成果を校内でポスター発表するというものです。
「秀英アカデミア」では、“もっと知ってみたい”という好奇心を喚起し、みずから深く学んでいけるような環境を提供しています。外部講師による多様な出前講座を開講するとともに、外部団体主催のコンテストへの挑戦を推奨しています。2024年度からは、生徒が課題を設定し、仮説を立てて検証する探究活動を支援する公募企画「秀英課題探究プロジェクト」がスタートしました。応募資格は高校生を含むクラブまたは有志グループで、企画書を校長に提出し、選ばれた団体には最大10万円の経費が支給されます。
2026年度入試については、大きな変更はありません。入試広報副部長の出口郁子先生 からは、「過去問をしっかり解くと、出題傾向がわかってくると思います。読解力、思考力、そして応用力を磨いてもらえれば幸いです」とのメッセージが送られました。
5万冊超の蔵書と自習スペースを備えた図書館、天井開閉式のプール、人工芝グラウンドなどの施設が充実しています。クラブの種類も多く、生徒たちの文武両道の活動を支える環境が整っています
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