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学校説明会レポート
洛南高等学校附属中学校
2025年9月1日(月)
人として成長するための
感謝の気持ちを育む「心の教育」を重視
洛南高等学校附属中学校は、約1200年前に弘法大師(空海)が創立した日本最初の私立学校「綜藝種智院(しゅげいしゅちいん)」をルーツとする学校です。五重塔で有名な東寺の境内に校舎があります。2026年度から制服がリニューアルされ、来年4月の新入生は新制服の第1期生となります。
説明会の冒頭、渉外部長の中村信吾先生は、「本校は勉強一色のイメージを持たれがちですが、行事はとても活発です。本日(9月1日)の始業式後から、9月下旬の体育祭や10月上旬の文化祭に向けて、学校全体が祭典ムードに入ります」と述べました。そして、「学校としていちばん大切にしているのは、人としての成長です。周りの人への感謝の気持ちを育む『心の教育』を重視しています」と続けました。
こうした教育方針の根底には、真言宗の「雑事は仏事」という教えがあります。授業・行事・クラブ活動から、掃除や友だちとの会話まで、日常のあらゆる場面に成長するチャンスがあると考えられています。
特徴的な行事として、弘法大師の月命日である21日に毎月行われる「御影供(みえいく)」があります。生徒は1か月を振り返り、至らなかった点、成長した点などについて作文を書き、この日は午前中で終了。午後の授業やクラブ活動はありません。リセットとリフレッシュをする日になり、生徒それぞれがまた次の1か月へ向かいます。また、人から信頼される人間になるための身だしなみも重視し、月に1回、身装検査も実施されています。
将来必要となる力を養うために
自ら学ぶ「予習」を重視
学習面では、毎日の「予習」が基本となります。「予習・授業・復習・確認」という学習習慣を確立すれば、着実に学力は向上していきます。
自ら学ぶ「予習」を重視する理由について、中村先生は、「将来につながる学び方をしてほしいからです。社会に出てからは、教科書を与えられてその1冊をマスターすれば仕事は完璧という状況はありません。時代や世界情勢の変化によって、思わぬ問題に直面することもあります。そこで必要となるのは、自分で考え抜く力なのです」と語りました。
放課後と長期休暇中には「T.eRa.K.oya(てらこや)」という自習室が開設されます。卒業生を中心としたチューターが常駐していることもあり、中1生の多くが放課後に残って勉強しています。
2026年度入試は、統一入試解禁日から3日目の1月19日午前に実施されます。募集人数は約280名で、そのうち内部進学者が約90名。中学の外部募集では例年200名ほどが入学します。
最後に中村先生は、「オープンキャンパスでは生徒たちの素直な声が聞けます。6年間を過ごす大切な場所になるので、併願であっても一度は本校に足を運んでいただきたいと思います」と呼び掛け、説明会を終了しました。

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