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学校説明会レポート
高輪中学校
2025年9月12日(金)
校訓「自主堅正」の精神の下
生徒の学力を伸長し、人格を育成
高輪中学高等学校は、京都にある西本願寺が1885年に創設した「普通教校」を前身とする男子校です。1901年に現在の港区高輪に移転し、1906年に西本願寺から独立して、仏教との関係を離れました。このとき広い知識を修めた人材の養成を目的とする教育機関として「高輪中学校」と改称したのです。戦後は新制中学校・高等学校となりました。中学校の募集を停止していた時期もありましたが、1989年に再開しました。2014年からは高校募集を停止して完全中高一貫校となっています。
この日の説明会では、校長の平野豊先生が、同校の教育理念である「見えるものの奥にある見えないものを見つめよう」について説明しました。「急に身長が伸びるなど、目に見える成長もありますが、目に見えない内面の成長もしっかり見ていこうという思いが込められています」と語りました。
同校では、教育目標として「人を育てる指導」と「大学へ進学させるための指導」の二つを掲げています。「人を育てる指導」としては、生徒の社会的自立をめざし、他者の個性や価値観を認めることの大切さを伝えます。「大学に進学させるための指導」としては、中高6年間の学習内容を高2までに終える先取り教育を行い、高3では演習形式の授業を展開します。最後に平野先生は、校訓の「自主堅正」を紹介し、「生徒には目の前のことに、真摯に取り組んでいこうと伝えています」と結びました。
発達段階に合わせた指導で
持てる力を発揮できる男子を育てる
続いて、教頭の江口崇先生が教育内容について説明しました。同校では、生徒の発達段階に応じて、中高6年間を前期・中期・後期の3期に分けて指導しています。前期の中1・2では、学校生活の基本を身につけることに重点を置き、身だしなみや公共マナーなどを指導します。学習面では、初期段階で成績不振者を出さないよう、課題提出やテスト準備、復習を重視しています。江口先生は「クラブ活動や学校行事にも主体的に取り組ませ、いかなる場でも自分自身の持てる力を発揮できる男子を育てていこうと考えています」と述べました。
次に、進路決定・学力伸長発展期となる中期の中3・高1では、職場見学や大学見学などの機会をたくさん設けています。そして、中高生活の総仕上げとなる後期の高2・3では、大学受験に向けた学習をするだけでなく、部活動・行事を通して友だちとの絆を深め、後輩の育成にも努めます。
2026年度入試では、A・B・Cの各日程で集合時間が10分繰り上がり、午前8時10分となります。詳しくは同校のホームページにてご確認ください。
2022年から制服をリニューアルし、ネクタイ以外は洗濯機で丸洗い可能な素材に。また、暑さが厳しい季節は、涼しく過ごせるポロシャツも認めています
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