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学校説明会レポート
東京都市大学付属中学校
2025年9月10日(水)
勉学もクラブ活動も100対100
知的好奇心を刺激する教育を展開
東京都市大学付属中学校・高等学校は、「公正・自由・自治」を建学の精神に掲げる男子進学校です。「誠実・遵法・自主・協調」という校訓の下、健全な精神と豊かな教養を培い、高い次元で国際社会に貢献できる人材の育成をめざしています。
この日の説明会の冒頭、あいさつに立った校長の篠塚弘康先生は、「生徒には、知的好奇心を大切にしながら主体的に学ぶ姿勢を身につけてほしいと考えています」と述べました。それを実現する仕掛けとなるのが、中3で行うマレーシア異文化体験、ニュージーランドターム留学といった海外研修です。篠塚先生は「現地でのさまざまな活動や体験を通して、人生における大切なものを見つける機会を提供することが、わたしたちの役割です」と話します。
また、現在、同校では2コース制をとっていますが、2026年度からコース分けをなくします。その理由については、広報部主任の田中望先生が「これまで、進級時に転類が可能だったので、生徒たちは切磋琢磨して学力を向上させてきました。しかし、近年ではコース間の学力差が縮まっています。そこで、生徒には、短期的な学習成果にこだわらず、『勉学もクラブ活動も100対100』という意識で、何事にも全力で臨み、本校の魅力を存分に楽しんでほしいと考えたのです」と説明しました。
進学校型のカリキュラムと
学習支援により、進学実績が向上
続いて、副校長の堤英次先生が学習面の特色や進路について説明しました。同校は東京都市大学の付属校ですが、内部進学者は例年数名にとどまっているため、進学校型のカリキュラムを導入しています。英語・数学で先取り学習を行う一方、理科にも力を入れ、中学3年間で約60テーマの科学実験を実施しています。
東大などの難関大学に進学したOBチューターが自習室やラウンジなどに常駐し、生徒の学習をサポートするなど、自学自習への支援体制も整えています。また、指名制の基礎補習、希望制の応用講座、英検®講座、長期休暇中に行う集中講習なども開講されています。その効果は進学実績に表れており、2025年春は卒業生の半数以上が国公立大学や早慶上理などの難関大学に現役で進学しています。
最後に、主幹教諭の松尾浩二先生から2026年度入試の変更点が伝えられました。まず、コースの一本化により合格最低点が一つになります。また、従来、算数・国語の2科を受験科目としてきた2月1日午後の第2回入試が、算数・理科の2科でも受験できるようになります。松尾先生は「受験生の皆さんがそれぞれの得意科目で受験できるように、選択肢を増やしました」と説明しました。
小田急線「成城学園前」駅から徒歩10分。文武両道の校風で、クラブ活動の加入率は9割を超えます
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