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学校説明会レポート
日本大学豊山中学校
2025年9月16日(火)
さまざまな経験で視野を広げ、多様な進路を実現する
1903年に創設された旧制豊山中学校から発展した日本大学豊山高等学校・中学校は、全国に26校ある日本大学の付属校のなかで唯一の男子校です。
説明会の冒頭、広報主任の梅田雄一先生は、夏休みに行われた各部の合宿について紹介しました。学芸部(文化部)のなかでも人気の理科部が志賀高原で実験やフィールドワークを行う様子や、スイカ割りを楽しむ場面をモニターに映し出しながら、「本校は、水泳・野球・バスケットボールなど体育部の活躍が目立ちますが、学芸部もこうして合宿を行うなど、精力的に活動しています」と語りました。
施設面では、校舎の最上階である11階にある25m×10コースの屋内温水プールについて説明がありました。「本校のプールは一般的なプールのほぼ倍の規模です。水泳部には中高合わせて約220名が所属しており、全国大会に出場する生徒もいれば、泳げる程度の生徒もいます。チーム分けをして活動しているので、それぞれのレベルに応じた練習が可能です」と話します。
続けて、付属校のメリットとして、梅田先生は中3の1学期に行われる「日本大学学部見学会」を挙げました。数ある学部の中から生徒たちそれぞれが興味のある学部を選択するなか、先生は日本大学理工学部へと引率したそうで、「充実した施設を実際に自分の目で確かめ、教授やそこで学ぶ大学生と話をするなかで、生徒たちが大学で何を学べるのかを身をもって知る良い機会となりました」と話しました。一方、高校では、日本大学各学部の方から学部の概要や特徴について説明を受ける「日本大学学部説明会」があるほか、高校在学中に日本大学の法学部、経済学部、商学部などの講義を履修できる「高大連携教育に基づく科目等履修生制度」も利用できます。半年から1年間講義に参加し、試験に合格すれば、その学部に進学した際に単位が認定されます。
中学入学から高校卒業までの6年間をかけて行う探究学習も、進路選択に役立っています。そこでは、中1から調べ学習が始まり、自分の考えを発表する訓練を重ねます。高1・2では社会課題に目を向けて本格的な探究活動に取り組み、その成果を高3で小論文にまとめます。こうして6年間で培った探究スキルや表現力を生かして、総合型選抜で他大学に進学する者も年々増えているそうです。
グローバル教育としては、実践的な英語力を養い、コミュニケーション能力の向上をめざす「フリートーキングプログラム」が好評です。アクティブラーニングの一環として、放課後にコモンスペースにてネイティブ講師と自由に会話することができ、英検®対策にもなります。語学研修の機会も豊富で、ニュージーランド研修(中学生の希望者対象)、カナダ研修(高校生の希望者対象)、ケンブリッジ研修(日本大学全付属高校生対象・選抜制)があります。
卒業後の進路はさまざまで、医学部を含む多様な学部・学科を擁する日本大学への内部進学制度を利用する者がいる一方、国公立大学・難関私立大学・医歯薬系学部への進学者も多くなっています。卒業生の現役進学率は95%で、日本大学への進学が約7割を占めます。
2026年度の中学入試は例年通り2月1日から計4回実施されます。複数回受験者には優遇措置があります。最後に梅田先生は「受験対策は過去問を中心に行い、時間配分に気をつけましょう。また、日ごろから字をていねいに書くように心がけてください」とのアドバイスを送り、説明会を締めくくりました。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
東京メトロ有楽町線「護国寺」駅から徒歩すぐの、通学に便利な立地も魅力。11階建ての校舎にはエスカレーターがあり、生徒はこれを利用して教室を移動します
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