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学校説明会レポート
広尾学園中学校
2025年6月25日(水)
三つの特色あるコースで世界水準の教育を実践し、生徒一人ひとりの夢を実現
広尾学園は、1918年に設立された順心女学校を前身とする中高一貫校です。2007年の共学化に伴い校名を変更しました。それ以来、世界水準の教育を通じて本物に触れる学びを提供し、生徒たちの夢や目標の実現をサポートしてきました。説明会の冒頭、あいさつに立った理事長の池田富一先生は、教育理念の「自律と共生」について、「学園では毎年、入学直後に新入生オリエンテーション合宿を行っています。この合宿で『自律と共生』の必要性を学び、その実践へと踏み出します」と説明しました。
同校には「本科」「医進・サイエンス」「インターナショナル」の3コースがありますが、池田先生は「どのコースでも、問題解決能力・コミュニケーション能力をしっかりと身につけてもらいます。さらに、グローバルな視野と高度な英語力を養い、デジタルネイティブ世代にふさわしい最先端のICTスキルとそれを活用する経験も積み重ねていってほしいと考えています」と述べました。
本科コースと医進・サイエンスコースが目標として掲げているのは、難関国公立大学・難関私立大学・医学部医学科への進学です。そのため、中2までに中学内容をすべて学び終え、中3からは高校内容に入る先取り授業を展開しています。池田先生は「さまざまな学習サポートプログラムも、授業に合わせて先取り方式で進めていますが、補習プログラムもきちんと組んでいますので、ご安心ください」と説明しました。
英語教育は非常に重視されており、中3で英検®2級取得をめざします。その目標を達成するために対策講座を開講しています。夏休みには希望制で、中3対象の「オーストラリア短期留学」や、高1対象の「イギリス短期留学」を行うほか、中1~高2の全員を対象に年5回のスピーキングテストを実施するなどして、英語力強化を図っています。
医進・サイエンスコースの生徒のみを対象としたプログラムとしては、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授の研究室や大学附属病院の訪問などがあります。このように本物に触れる機会を数多く設けています。放課後には、教員と生徒がチームに分かれて、医療・分子生物・環境科学・数論などをテーマに研究活動に取り組みます。こうして中高6年間で医歯薬獣医・理・工学部進学に必要な実力を身につけます。
インターナショナルコースでは、国内外の難関大学進学を目標としています。海外大学への進学指導の経験が豊富な外国人教師27名と日本人教師13名を配置し、プレゼンテーションやディスカッション方式に対応した欧米スタイルの授業を展開しています。アメリカの大学を受験する際には、標準学力テストであるSATのスコアが必要となりますが、同校は日本では数少ないSATの試験会場の一つでになっており、海外大学進学をめざす生徒が受験しています。
また、インターナショナルコースは、基本的な授業をすべて英語で学ぶ帰国生が中心の「アドバンストグループ(AG)」と、英語を基礎から身につける「スタンダードグループ(SG)」とに分かれています。池田先生は「中学・高校時代に真の学力、そして社会で活躍するための基礎をしっかりと身につけてもらいます。生徒たちには、自分が将来どのような人間になりたいのか、どんな職業に就きたいのか、どの大学・学部に進むべきかを真剣に考えてもらいます。そして、進学先でさらに専門性を高め、新しい時代に活躍できる人材として羽ばたいてほしいと願っています」と結びました。
最後に、副校長の金子暁先生から、2026年度入試について説明がありました。それによると、2月1日午後と2日午後の試験開始時刻に間に合わなかった受験生には、16時開始の教室を用意するとのことです。詳細は学校ホームページでご確認ください。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
高い大学合格実績でも知られる同校では、2025年春は、国立大学に70名(うち既卒10名)、医学部医学科に96名(うち既卒26名)、海外大学に375名(うち既卒1名)が合格しています
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