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学校説明会レポート
明星中学校 明星Institution中等教育部
2025年6月7日(土)
多様な生徒が入り交じる環境で「実践躬行」の精神を育む
1923年に開校した明星実務学校を起源とする明星中学校・高等学校は、「自分の未来をデザインし共創していける人の育成」を教育目標に掲げ、先行きが不透明な時代においても、多くの人と力を合わせて、新しい時代をつくっていける人材の育成をめざしています。JR中央線・西武線「国分寺」駅、京王線「府中」駅からバスで約7分、武蔵野線「北府中」駅から徒歩約15分の場所にある、東京ドームの約1.5倍もの広大なキャンパスには、幼稚園から高校までがそろっています。来年4月には、同じ敷地内に、6年完全一貫教育を行う明星Institution中等教育部(以下、MI)を開設する予定で、明星学苑の歴史に新たな1ページが刻まれます。
オンラインで開催されたこの日の説明会では、最初に、今年4月に校長に着任した井上一紀先生がこのMIについて説明しました。MIでは、井上先生が前任校(渋谷教育学園幕張中学校・高等学校)で培った進学メソッドを基盤として、中高6年間をA(中1・2)、B(中3・高1)、C(高2・3)の3ブロックに分けてカリキュラムを作成しています。井上先生は「MIは明星中学校・高等学校とは異なり、6年一貫のカリキュラムです。現在は来年の開校に向けてMIの教職員一同、一生懸命準備に取り組んでいます。伝統ある明星学苑の教育方針の一つ『実践躬行(じっせんきゅうこう)』の精神に基づき、自分で決めたことに責任を持って行動できる、主体性を持った人間力の育成をめざします」と語りました。教科のカリキュラム・国際教育・芸術鑑賞はMIオリジナルになりますが、学苑の全体行事・生徒会・部活動は明星中学校・高等学校と共有するとのことです。井上先生は「同じキャンパスにさまざまな目標を持った生徒たちがいる、多様性のある環境で新たな学びを展開します。ご興味を持っていただきましたら、ぜひ一度、本校に足を運んでください」と締めくくりました。
続いて、明星中学校・高等学校の校長補佐兼入学広報室長の藤井泉浩先生が、明星中・高の概要について説明しました。「本校は学習環境が整っており、教室以外の共有スペースは業者によるクリーニングが入っているため、常に清潔が保たれています。居心地が良く、ゆったりとした雰囲気から、穏やかな生徒が多いのも特徴です」と話します。
また、明星中・高では2026年度入試からクラス編成が変わります。中学3年間は「特別選抜クラス」のみですが、高校では、一般入試で難関国公立大学・難関私立大学をめざす「特進クラス」と、明星大学をはじめとする私立大学をめざす「進学クラス」とに分かれて学びます。中1ではフラットなホームルーム編成で、英語・数学では習熟度別授業を展開します。中2からは進度別のホームルーム編成で生徒のモチベーションの向上につなげます。続いて動画を用いた施設紹介がありました。広いキャンパスの中には和書約7万冊、洋書約5万冊もの蔵書がある図書室をはじめ、スタードーム(天体観測ドーム)、総合体育館など、さまざまな施設が整備されています。
理科教育については、中学3年間で100回以上の実験を2人1組の少人数制で取り組むとのことです。また、明星大学情報学部と連携し、プログラミング的思考力を身につけるプログラムも実施します。英語教育については、希望者は夏休み中に海外(今年度はセブ島を予定)で2週間、英語漬けの日々を送る「Meisei Summer School」を経験できます。さらに、年3回、英検®の試験を学内で実施します。中3修了時には5割近くの生徒が準2級以上、高校を卒業するまでには8割の生徒が2級以上を取得しています。
このほか、開校当初から体験教育に力を入れている同校では、堆肥作りから、トマトや枝豆の作付け、収穫までを行い、最後には食べる「花と緑の探究プログラム」、3泊4日のファームステイ「大田原民泊研修」、「マレーシア語学研修」など、国内外でのさまざまな体験プログラムを通して生徒の力を伸ばしていく方針です。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
学校行事も充実しており、体育祭、明星祭(文化祭)、マラソン大会、芸術鑑賞会、合唱コンクールなど、さまざまな催しがあります
www.meisei.ac.jp/hs/j/ (明星中学校)
institution.meisei.ac.jp (明星Institution中等教育部)
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