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学校説明会レポート
光英VERITAS中学校
2025年5月13日(火)
「和」の精神の下、地球規模で考え、人・社会・自然に貢献する次世代リーダーを育成
2021年4月に、聖徳大学附属女子中学校・高等学校は光英VERITAS中学校・高等学校と校名を変更して共学校になりました。建学の精神である「和」を「独自性を発揮し協力し合うことで共に成長する人間となる」として再解釈し、人間教育を基盤としながら、先進的な取り組みを続けています。
「答えを求める学びから問いを持つ学びへの変革」を合言葉に、サステナブル(持続可能)な個人と社会の成長に向けて「地球規模で考え、人・社会・自然に貢献する次世代リーダー」の育成をめざす同校では、探究的な学びを軸とする「ヴェリタス・トルネード・ラーニング(学校教育全体で取り組む連鎖的探究学習)」を推進し、自己省察力・構想力・課題克服力などを伸ばそうとしています。
こうした学習指導の成果は大学合格実績にも表れています。国公立大学・難関私立大学・海外大学など進路の幅が広く、今春の卒業生の現役進学率も93.3%と9割を超えます。説明会の冒頭であいさつに立った校長の川並芳純先生は、アメリカのミネソタ大学やテキサス大学といった海外の名門大学に現役で進学を果たした卒業生がいることを紹介したうえで、「共学化したことによって、生徒たちが刺激し合い、進路の選択肢が広がり、進学先も多彩になってきたと実感しています」と語りました。
リーダーシップや協調性といった非認知能力を育てるために、道徳に代わる正課として、小笠原流礼法宗家監修による礼法教育を週1回行っていることも、同校の特徴として紹介されました。川並先生は「礼法は、日本人が大事にしてきた気遣いや相手を思いやる心を育てると同時に、日本文化を学ぶ時間でもあります。今後も、明るく元気な学校づくりに努めていきます」と話しました。
次に、校長補佐の大野正文先生が同校の教育内容について説明しました。学びの柱となる「ヴェリタス・トルネード・ラーニング」とは、各教科でICTを活用し、課題解決のプロセスをトルネードのように繰り返していくものです。探究方法を学ぶ「探究科」の授業を全学年で週1回行って、問いを持つ過程を重視しながら探究活動に取り組みます。こうして培ったみずから学ぶ姿勢は、「理数・サイエンス教育」「英語・グローバル教育」での教科活動をだけでなく、光英祭(探究発表会・文化祭)・委員会・クラブ活動・学年行事など、学校生活全体に良い影響を与えています。
「理数・サイエンス教育」も重視しており、年に30~40回の理科実験を行うほか、さまざまな校外コンテストへの積極的な参加を促しています。連携協定を締結した東京理科大学の学園祭に同校の化学部が出展するなど、学外の教育機関との交流も活発です。また、「英語・グローバル教育」にも力を入れています。英語は中学入学時点でかなりの能力差があることから、当初から習熟度別クラスを編成します。iPadを利用した5段階習熟度別オンライン英会話や海外留学などの体験型プログラムを取り入れ、修学旅行は中2がオーストラリア、高2がイギリスまたは台湾の選択制となっています。海外の生徒との交流も盛んで、タイやアメリカなど世界各国からの留学生を積極的に受け入れています。
大野先生は「生徒たちは6年間をかけて、探究的な学びを深めていきます。中高での学びを大学でさらに深め、大学卒業後には研究成果を生かしてキャリア形成をしてもらいたいと願っています」と結びました。
2026年度は、VERITAS英語入試とVERITAS探究入試が実施されません。その代わりに、1月21日午後に算数1科のVERITAS算数入試(募集人員10名)が新設されます。試験会場は同校のほか、松戸駅に近いの聖徳大学10号館と津田沼会場の計3か所となる予定です。最新の入試情報は学校ホームページでご確認ください。
現在の男女比は1対1。高校の部活動では野球部・硬式テニス部・ゴルフ部などの活躍が目立ちます
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