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学校説明会レポート
山脇学園中学校
2025年5月21日(水)
一人ひとりの「志」を伸ばし
社会で活躍できる女性を育成
山脇学園は、1903年に設立された實脩(じっしゅう)女学校から発展しました。初代校長である山脇房子の「高い教養とマナーを身につけた日本女性の育成」をめざす思いは、現在の「自ら求め、深く学ぶ(自主・探究)」「志を抱き、未来を拓く(立志・展望)」「互いに思いやり、仲間とともに創る(互恵・協働)」という教育目標として受け継がれています。校長の西川史子先生は、「本校は、生徒一人ひとりが持つ志の種を育て、最大限に伸ばせる、肥沃なフィールドでありたいと考えています」と語りました。社会で活躍するために必要な力、総合知と非認知スキルの育成なども重視しています。
学習進路部長の高桑浩一先生からは、学習・進路支援について説明がありました。中1・2では学ぶ楽しさと自律的な学習習慣を身につけさせる方針です。そして中3・高1では主体的な学習姿勢と探究的な学び方を、高2・3では文理別・選択制授業で課題解決力を育成しながら大学合格力を高めていく方針で、そのようなカリキュラムが組まれています。英語は、入学時から5段階の習熟度別クラスに分かれて授業を受けます。中1では約7割が初学者向けのクラスに所属しますが、中3修了時までには約9割の生徒が英検®3級以上を取得します。2級以上を持つ生徒も4割弱に達するほど、成長が著しいとのことです。
総合知や非認知スキルを育てる
プログラムや教育環境が充実
同校では「人生を主体的に活き活きと生きる『力』」を育てることを重視しており、授業では、双方向のやり取り、グループ学習、意見の共有や発表の機会を多く設けています。また、そうした学びを支えるため、ICTの活用、自習室でのチューターによるサポート、希望制の講座の充実も図っています。
教頭補佐の松本健一郎先生からは、社会で活躍するための総合知と非認知スキルを育てる環境について説明がありました。総合知については、文理融合・教科横断・統合型の授業と、中学・高校で実施する「探究」を通して育てる方針です。また、学校行事や宿泊行事などは、自他の感情に気づき、それに向き合う機会となっています。さまざまな価値観を学び、非認知スキルを磨く場でもあります。
最後に、堀江綾先生から入試について説明がありました。「本校にはたくさんのチャレンジができる土壌があります。さまざまな志の種を持つ方に受験していただきたいと考えています。」と述べ、4科・2科型の一般入試のほか、算数または国語の1科入試、英語入試、理数探究入試、帰国生入試と、多彩な形態の入試があることを紹介しました。2026年度の理数探究入試については、集合時間が15時に変更となり、理科の試験時間が前年度よりも10分長くなるとのことです。
校地は赤坂という都心にありながら、都内の私立校の平均に対して1.6倍もの広さを誇っています
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