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学校説明会レポート
高槻中学校
2024年11月10日(日)
先端サイエンス教育とグローバル教育
二つを柱として、「最優の進学校」をめざす
1940年に男子校として創立された高槻中学校・高槻高等学校は、2017年4月に共学化され、現在は全学年が男女共学で学んでいます。「卓越した語学力や国際的な視野を持って、世界を舞台に活躍できる次世代のリーダーを育成する」をスクールミッションに掲げ、生徒一人ひとりが望む進路を実現する「最優の進学校」をめざしています。
多目的アリーナで開催された説明会では、教頭の平沢真人先生がスライドを交えながら、教育の特徴や環境について説明しました。同校で力を入れているのが、先端サイエンス教育とグローバル教育です。文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されており、同一法人である大阪医科薬科大学との高大連携プログラムも充実。「基礎医学講座」「基礎薬学講座」「医学部実習」など、多数の講座に参加することができます。また、各界の専門家による特別セミナーを実施し、生徒の興味や関心を広げています。
英語の授業では、世界基準として認知されている「ケンブリッジ英語」と連動させたカリキュラムを導入。英語4技能をバランスよく伸ばすために、多読と英会話の時間も設けられています。中2と高1では、ケンブリッジ英語検定も受検します。また、スタンフォード大学の講師によるオンライン講座をはじめ、「ターム留学」「米国研修」「英国研修」といった海外研修プログラムも充実。同校に在籍しながら、アメリカの「プロビデンス カントリー デイスクール」の卒業資格が取得できる「デュアル ディプロマ プログラム」も用意されています。現在の高3では、5人の生徒がこのプログラムを利用したそうです。
次世代のリーダーを育てる教育プログラム
希望の進路に向けて3コース制を導入
学校生活についての説明もありました。中学の授業は、月・火曜が7時間、水~金曜が6時間、土曜が4時間で、最終下校時間は18時となっています。クラブ入部者は中学で9割を超え、勉強と両立しながら、毎日を過ごしています。学力に応じたフォロー体制も整っており、学期中講習や夏期講習のほか、指名制基礎講座・補習などの放課後学習、再テストもあります。「早いうちから学習習慣を身につけられるように、『やり抜く』指導をしています」と平沢先生は説明しました。
またコースについては、中学入学時は、高い英語運用能力とグローバルマインドセットを持つ次世代リーダーを育成する「GL(Global Leader)コース」に全員が所属。中3からは、実験を中心とした課題研究を行う「GS(Global Science)」コースと、国際的な観点から課題研究を行う「GA(Global Advanced)コース」を加えた3コース制となります。平沢先生は、「入学後にじっくりと考えて、コース選択を行ってください」と話しました。
2024年春に卒業した261名の進路については、国公立大学に125名(うち医学部医学科は26名)が合格。大阪医科薬科大学医学部には、学校推薦型選抜(指定校制)で2名、一般入試で2名が合格しています。
説明会終了後には、校内見学ツアーが行われ、約6万8000冊の蔵書を誇る図書館や、七つの理科室が並ぶサイエンスストリートなど、充実した施設を確かめました。
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