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学校説明会レポート
須磨学園中学校・夙川中学校
2024年9月23日(月・振休)
インプットだけでなくアウトプットを重視
手厚い指導で難関大学へ
神戸市西部、須磨区に立地する須磨学園高等学校・中学校。男女共学の中高一貫校として、難関大学への合格実績の伸びで注目を集める進学校です。この日の説明会は、2019年度から同じ学校法人須磨学園が運営する夙川中学校・高等学校との合同で実施されました。
同学園理事長で両中学校校長の泰子先生はまず、須磨学園の教育の特色について説明。自己実現と社会貢献をめざす「to be myself,…なりたい自分になる。そして…」を掲げ、主体的で実践的な学びを柱にしていると話します。インプットだけでなくアウトプットを重視し、実験や実習、研修旅行を軸とする学校行事を数多く実施。自分の頭で考え、判断し、行動できる力を育てるため、生徒たちには「失敗を恐れずやっていこう」と呼びかけているそうです。
手厚い指導で難関国公立大学進学を実現しているのも特徴です。質の高い正規の授業に加えて、放課後には特別講座や個別指導を行い、きめ細かい進路指導や、実践的なタイムマネジメント教育にも力を入れています。
続いて、須磨学園高校副校長で中学校教頭の山本理貴先生が具体的な教育内容について説明しました。同校はAとBの2コース制で、Aは難関国公立大学を、Bは最難関国公立大学をめざします。すべての学習の基本は授業であり、その最後には必ず確認テストを行って生徒の理解度をチェックします。つまずきなどを放置することなくフォローアップすることが可能になっています。放課後には、希望制の特別講座のほか、「9時学」と称した21時まで自習室を開放する取り組みも実施。山本先生は「費用は一切かかりません。学校をフル活用してください」と強調しました。
中高合わせて約80日間
本物に触れる研修旅行を実施
クラブ活動と研修旅行については、須磨学園高校3年学年責任者の岡田大樹先生が説明に立ちました。まず、運動部と文化部とも多くの部があり加入率が高いことが紹介されました。続いて中2でアジア、中3でアメリカ、高1でヨーロッパなど、中高6年間での研修旅行の日々は国内外合わせて約80日間にも及ぶとの話がありました。「海外では本物に触れることを目的に、企業訪問や大学訪問、現地の学校との交流を行います。生徒は多くを学び、将来について考えるきっかけになっています」と岡田先生。そのほか、希望者対象の短期留学制度も整えています。
後半は、好調が続く須磨学園の大学合格実績について先生からお話がありました。今春は東京大学に10名、京都大学に18名のほか、地元の神戸大学には全国1位となる54名が合格しています。また、国公立大学の総合型選抜や学校推薦型選抜にも強さを発揮し、大阪大学には全国1位となる9名が合格しました。国公立大学医学部医学科には17名が合格を果たしています。
この後、先生は夙川中学校の教育についても紹介。「Learning for tomorrow〜明日への学び〜」をテーマに、須磨学園と同じ教育プログラムを展開しているとのことです。そして最後に、両校の2025年度入試について、入試対策部部長の乾真大先生が複数回受験による加点制度や、同一会場で両校を受験できる制度などを詳しく説明しました。
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