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学校説明会レポート
青山学院横浜英和中学校
2024年10月25日(金)
キリスト教の教えを礎に
グローバルシチズンを育成
青山学院横浜英和中学高等学校の前身は、1880年にアメリカのメソジスト派女性宣教師、H.G.ブリテンによって創立された横浜英和女学校です。2014年に青山学院大学と系属校提携を結び、2016年に現在の校名に変更しました。さらに2018年には男女共学化され、「知性、品性、国際性をもったグローバルシチズン」の育成に努めています。
この日の説明会であいさつに立った校長の小久保光世先生は「心を清め 人に仕えよ」という校訓の下、キリスト教を基盤とした人格教育を行っていることに触れ、「聖書のことばは、子どもたちが未来を生き抜くための強固な土台になると確信しています」と述べました。
海外の姉妹校・提携校との交流も盛んで、全生徒が在学中に1度は海外でのプログラムに参加します。その経験は卒業後の進路選択にもつながっています。小久保先生は「これからは、持続可能な社会を実現する力を養う必要があります。本校では『地球のために何ができるか』を考えられる生徒を育てていきたいと考えています」と語りました。さらに、「Smile」「Thank you」「Eye contact」「Positive」の頭文字を取った「STEP」ということばを紹介し、「笑顔、感謝の気持ち、視線を合わせること、そしてあきらめず前向きに生きる姿勢を大事にしていきます」と結びました。
三つの教育目標に基づき
多彩なプログラムを実践
次に、教頭の細田孝充先生が教育内容について説明しました。同校では「神を畏れる」「自立する」「隣人とともに生きる」の三つの教育目標をそれぞれ、キリスト教教育・キャリア教育・グローバル教育を通して追求しています。
キリスト教教育には、毎朝の礼拝、週1コマの「聖書」の授業、学校を離れて日帰りまたは2泊3日で行う修養会などをがあります。これらを通して、生徒は自分と向き合います。
キャリア教育としては、専門家による「キャリア塾」や「科学セミナー」などの開催が挙げられます。授業の進度に合わせて個別最適化された学びを実践する「アイリス学習センター」を開設したり、「土曜セミナー」を開講したりと、生徒のニーズに応じた学習支援体制も整えています。細田先生は「2024年春の卒業生の73.2%が青山学院大学の系属校推薦の資格基準をクリアしました。被推薦権を保持したまま他大学の受験はできませんが、6年間で多様な入試形式に対応できる学力を身につけているため、自分の進路として他大学を選択し、進学した者も多数います」と述べました。
グローバル教育では、高1全員がカナダ海外研修に参加します。希望者を対象とした、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダなどへの留学プログラムも充実しています。
なお、英語はこれまでAdvanced ClassとStandard Classの2グレードに分かれて授業を行っていましたが、2025年度の中1より新たにGlobal Classを設置し、専用教材を使ってオールイングリッシュで展開することが決まっています。12月の帰国生選抜第1回の合格者は原則としてGlobal Classで授業を受けますが、帰国生選抜第2回と一般入試の合格者のなかで英語が得意な生徒も、条件を満たせばGlobal Classに参加できるとのことです。詳細は最新の募集要項をご確認ください。
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