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学校説明会レポート
大妻中野中学校
2024年10月24日(木)
豊かな情操を身につけた、
国際社会で活躍できる人材に
1941年に設立された文園高等女学校を前身とする大妻中野中学校・高等学校は、4校ある大妻女子大学の付属校のうちの1校です。「学芸を修めて 人類のために(Arts for Humankind)」という建学の精神の下、伝統ある道徳教育に加えて探究学習・複言語教育・体験学習などに力を注いでいます。
説明会の冒頭、2024年4月に校長に就任した諸橋隆男先生は「ノブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)」ということばを挙げ、「生徒たちには、本校での6年間の学びを通じて、みずからが幸福になるとともに、人々のため、社会のために貢献できる人間に成長してほしいと願っています」と述べました。
スーパーグローバルハイスクール(SGH)ネットワーク校、ユネスコスクールの研究校として国際社会で活躍できる人材の育成をめざす同校は、生徒の1割以上が海外からの帰国生で、国際色豊かな環境も魅力の一つです。諸橋先生は「今年新たに、文部科学省からワールド・ワイド・ラーニング(WWL)コンソーシアム構築支援事業の拠点校に採択されました。本校がグローバル校であることの強みを再認識し、拠点リーダー校としてほかの学校や教育機関とともにさまざまな取り組みを進めていきます」と結びました。
フランス語の履修も可能
多くの生徒が海外での学びに挑戦
続いて、入試広報担当の篠原洋二先生が登壇し、同校が設置する「アドバンストコース(ADC)」「グローバルリーダーズコース(GLC)」という二つのコースについて説明しました。両コースで最も大きく異なるのは英語の授業です。ADCの授業はスタンダードなスタイルですが、帰国生など英語上級者で編成されるGLCではネイティブ教員が中心となって、習熟度別クラスで指導します。また、同校では英語に加えてフランス語も学べます。GLCでは中1から必修、ADCでは高校で選択できます。コースは中3以降、進級時に選考を通過すれば、変更も可能です。
篠原先生は、多彩な海外研修・留学プログラムにも触れ、「希望者は全員が参加できるので、多くの生徒が高1で1年間、半年、3か月の留学にチャレンジします。英語圏だけではなく、フランス、ドイツなどの非英語圏で学ぶ生徒もいます」と述べました。
最後にGLCの中3生が登場し、「中2のときに英語の学習に力を注ぎ、GLCに移動しました。ソフトテニス部の活動もしっかりやりたいので、朝早く起きて勉強しています」と学校生活を紹介しました。そして受験生には、「今は苦しい時期だと思いますが、繰り返し取り組むうちに確実に力はついていくのでがんばってください」とエールを送りました。
約3万9000冊の蔵書がある開架式の図書室、武道場を備えた体育館、礼法や茶道などの実習で利用する和室など、多彩な施設がそろっています
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