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学校説明会レポート
光英VERITAS中学校
2023年5月15日(月)
「答えを求める学びから問いを持つ学びへの変革」を合言葉に、次世代リーダーを育成
2021年4月、聖徳大学附属女子中学校・高等学校は「光英VERITAS中学校・高等学校」と校名を変更し、共学校となりました。建学の精神である「和」を「独自性を発揮し協力し合うことで共に成長する人間になる」ことだと解釈し直し、人間教育を基盤としながら先進的な教育に取り組んでいます。すべての教科で課題解決のプロセスをトルネードのように繰り返し、“答えを求める学び”ではなく“問いを持つ学び”を追求していく「ヴェリタス・トルネード・ラーニング」を実践したことが実を結び、2023年春は東京大学を含む国公立大学や難関私立大学に合格者を輩出しています。
説明会の冒頭であいさつに立った校長の川並芳純先生は、校名に込められた願いとして、「光る人になってほしい」「優れた(英でた)人になってほしい」「真理を見つける力や、真理を探し出そうとし続ける意志を持った人になってほしい」を紹介しました。VERITASはラテン語で「真理」を意味し、この三つの願いはすべて校名に含まれていることになります。
2023年の同校のキャッチフレーズ「『答えを求める学び』から『問いを持つ学び』へ」については、「昔から中高6年間というと、大学入試を突破するための学力を身につけなければならないという観点から、決まった問題から決まった答えを導き出せるようになればいい、と考える傾向がありました。しかし、本校では問いを持つ過程を重視しています」と説明しました。
「問いを持つ学び」では先に述べたように、各教科でICTを活用し、課題解決のプロセスをトルネードのように繰り返していく「ヴェリタス・トルネード・ラーニング」が行われています。その核となるのが、探究的な学びです。同校では「理数・サイエンス教育」「英語・グローバル教育」を掲げていますが、授業だけではなく、文化祭・委員会活動・部活動・行事など、学校生活のすべてを学びの機会としています。さらに校内にとどまらず、大学の研究室や企業、地域社会とも連携して、主体的に学習する姿勢を獲得していきます。
「ヴェリタス・トルネード・ラーニング」の土台となるのが、小笠原流礼法宗家監修による礼法教育です。道徳に代わる正課として週1回、全校で礼法の授業が行われ、グローバル化がいっそう進むこれからの社会に通用する衣食住のマナーを学びます。最後に、川並先生は「わたしたちは、伴走者として子どもたちの6年間を一緒に走っていきます」と結びました。
次に、副校長の大野正文先生が教育内容について説明しました。同校の教育の3本柱の一つでもある「理数・サイエンス教育」では、数多くの実験を行い、体験型学習を充実させるとともに、連携協定を締結した東京理科大学と共同研究を行う予定です。また、「英語・グローバル教育」では習熟度別クラスを編成するとともに、iPadを利用したオンライン英会話や海外留学などの体験型プログラムを学習に取り入れています。大野先生は「わたしたちは『生徒の第一志望校進学』を大切にしています。社会に出てから何をするのか、そのために大学で何を学ぶのかを考えて進路を決めてもらいたいと思っています」と語りました。
2024年度入試では、1月20日午後に「VERITAS探究入試」を新設します。これは、SDGsに関するテーマの探究活動により合否を判定するものです。また、VERITAS英語入試の日程が1月24日に変更されることも発表されました。
共学化に伴い一新された制服は、2種類の素材が選べるポロシャツや、肌寒いときに羽織れるパーカーなど、TPOに合わせたバリエーションの多さも魅力です
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