私がサピックスに入室したのは４年生の初めでした。サピックスに入ったきっかけは兄がサピックスに通っていたからです。サピックスの授業の進むスピードはとても速くて初めは追いつけませんでした。しかし父と一緒に勉強法を考え、わからないところを教えてもらいながらその勉強法を続けていくと、４年生の半ばには真ん中より上のクラスを保つことができるようになりました。一時期は上から３番目のクラスに行ったこともあってとても自信が持てるようになり嬉しくなりました。
　しかし成績が落ちたのは５年生になった時です。自分に甘えてしまい、勉強を怠けるようになってしまいました。そして真ん中のクラスまで落ちてしまいました。けれどもこのままではダメだと思い、自分に甘えないことを意識しました。
　６年生になり、入試が近づいてきました。夏の特訓では夜遅くまで勉強を続け、眠い中いろいろと工夫をして頑張りました。すると成績も上がってきて、夏の成果を感じることができ、そのことが秋からのやる気の向上につながりました。
　いよいよ入試本番。前日の夜は10時には寝るようにしました。そして、入試の結果は第一志望だった洗足学園だけでなく、受験した学校全て合格することができ、家族みんなで大喜びしました。最後まで自分の努力を信じて諦めずに頑張って良かったです。
　最後に、３年間お世話になったサピックスの先生方、警備の方、そしていつも支えてくれた家族に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。