受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 桜蔭中学校

為せば咲く

S.Wさん

 2月2日午後2時。ボタンを押し瞬時に現れた「合格」という文字と共に舞う桜を見て叫び、泣いて、私は憧れの桜蔭生となるのだ、と興奮しました。入試本番では算数・理科ともに時間配分を間違え、一番最後の大問は半分が空欄。危なっかしい感じの合格でしたが、そんな私の受験の話を記します。
【家庭学習のポイント】
 やるべき勉強を一区切り終わらせたら、その瞬間に今やったテキストをざっと「ああ、こう解くんだった」などと見返しましょう。その日寝る前、次の日にもそれをやることでやったところを定着させられます。
【桜蔭対策について】
算数…①私は問題文を適当に読み、勘違いして大問一つ全部落とすということがよくあったので、「問題文を丁寧に読む」ことを心がけました。
②直前期にはSSや冬期・正月、過去問の問題を本番で必要なスピードで解けるか、という観点から何回も解き直しました。
国語…論説文は、段落ごとの筆者の主張を考え、要約する練習をしました。物語文は、物語を通しての主人公の気持ちの変化を考えました。
理科…「知識→計算」の大問の順に解きました。
社会…基礎知識を定着させました。
【入試時のエピソード】
桜蔭…腕時計を手首から外して、机の上に置くことは禁止でした。
豊島岡…筆箱を忘れてしまったので、学校の先生に報告し、筆記用具を貸して頂きました。ありがとうございました! 皆さんは気をつけて下さい!
 最後に、後輩の皆さん、何があっても最後まで諦めないで下さい。私は、桜蔭入試1週間前に今までやってきた算数の対策が表面的な理解にとどまり、十分定着していないことに気付きました。しかし、そこから必死にくり返し練習して合格できました。
 いつも前向きな言葉で応援して下さった先生、入試前日に激励の電話で励まして下さった先生など全てのサピックスの先生方、スタッフの方々に心から感謝します。
受験生の皆さん、祈・合格!!!!

 前の体験記 | 女子校目次に戻る | 次の体験記 

2024年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ