通塾を始めたのは３年生でしたが、なかなか志望校が決まらず、受験というものをあまり深く考えていませんでした。志望校を明確に決めたのは６年生の春でした。ＧＳ特訓で桜蔭に合格したサピックスの先輩方が来てくださり、お話を聞いたことで、桜蔭に行きたいという気持ちが強くなりました。その時の成績は桜蔭の偏差値を超えていませんでしたが、サピックスの授業は面白く、桜蔭を目指す友達からも刺激を受け頑張りました。しかし夏前にはクラス落ち。それでも桜蔭を目指す気持ちは変わらず、その時特に悪かった国語は、漢字や語彙の総見直しなど、知識の確認をして次に繋げるようにしました。
　夏期講習が終わると学校別サピックスオープンがあり、知識問題がほぼなく記述ばかりの国語は、またしても全然いい点数が取れませんでした。２回目のサピックスオープンで国語を少し上げてくれたのは、ＳＳ特訓のプリントと過去問でした。記述問題を多く経験することで、桜蔭の形式にも慣れてきました。一方、今度は理科に苦戦。11月には、先生に課題などを提出しなさいとまで言われてしまいました。先生も見ると思うと今以上にきちんとやらなければならない、という気持ちが出てきて頑張りました。１月には苦手な単元のテキストもやり直し、基礎を再度固めました。今振り返ると、苦手な教科や単元から逃げずに努力を積み重ねたのがよかったのだと思います。
　本番はいつも通り好きな算数の計算問題をしてから臨みました。緊張はしなかったけれど、自信はありませんでした。そのため、合格したとわかった時はすごく嬉しかったです。
～対策～

●国語は空欄を作らないようにする

●算数は配られたプリントをできるようになるまで何度もやる

●社会・理科は苦手な単元を作らないように努力する

　諦めずに最後まで頑張ってください！ 祈・合格！