「えっ！」
　私は５年生の７月組分けテストで初めてのコース落ちをしました。それまで私は成績がわりと安定していて、勉強しなくても点数が取れていたので、ものすごく油断していました。勉強しなければ成績も落ちるという当然のことを実感し、それ以降は特に苦手な国語は間違えた問題の分析を頑張るようにしました。
　６年生の９月に過去問を解き始めました。でも私は第一志望校の渋幕さえ３年分しか解きませんでした。単に時間がなかったからです。受験を終えた今思うのは、過去問は回数をこなすより、一問一問しっかりと分析することが大切だと思います。わからなかった問題やケアレスミスをしてしまった問題を確認し、なぜ間違えてしまったのか、１点でも多く取るにはどうすれば良かったのか、時間配分は適当だったのかなどよく考えました。そして「この学校は大問３から解く」「足止め問題があるので、少し考えてわからない問題は飛ばす」というように、少しでも点を取れるように作戦を立て、入試直前にはそれを確認して試験に臨み、その結果受験した学校全てから合格をいただくことができました。（しかも市川と東邦は特待生でした！）
　ここで皆さんに一つだけ伝えたいことがあります。それは勉強中に適度な休憩をとることです。私は集中力がなく、長時間勉強を続けることができなかったので、勉強の合間にピアノを弾いていました。市川中の入試直前には念願だった卒業式の伴奏者オーディションに合格し、その後第一志望校にも合格し、二兎を得ることができました。皆さんも勉強の合間に何か気分転換できるものを見つけると良いと思います。
　二兎追う者は二兎を得ました！ 皆さんも最後まで諦めずに頑張ってください。
　最後に、コース落ちをした時、過去問が思うように解けなかった時、私を励ましてくださった先生方、本当にありがとうございました。サピでの授業、とても楽しかったです♪