この場では僕の場合の経験などを書きます。色々な人がいるので信用はしないでください。過去の僕への指導、という感じです。
　僕はマイペースで何かを理解せずには放っておけない頑固な人でした（今も結構…）。そんな僕が受験を乗り越えて思ったことを書きます。
　一つは自分の本心を問いその心を信じるべきだ、ということです。ある時期、僕は勉強に価値はあるのか、本当に「論理」は正しいのかと思っていました。そのことが心に響き苦しくなりました。しかし自分は論理が正しいと、勉強に価値はある、と思いたかったです。ならばそれを信じて進み後からふり返ればきっと分かると思い、とにかく諦めずに続けました。そう自分の無能さを受け止めなければならないのです。
　もう一つは、ピンチこそチャンスでチャンスこそピンチなのだということです。理解できない、そうやってするのは辛いと思う方向は自分の向かいにくい方向です。ならばその先に自分の知らない何かがありやすい、なので一歩でも二歩でも足をつっこめばより成長できるのです。先の話と矛盾すると思われるかもしれませんが「感情」と進みたい「欲求」「直観」は全くの別物です。まだこうすれば解ける、分かる!! あれっなんか成功してない?? と思ったときほど論理の穴を忘れたり判断ミスをしたりして危険です。「直観」は尊重するべきですが「感情」は戦いでは毒です。冷たい頭で考えましょう。弱点を克服したい時は自分に何が足りないのかをこの「怠惰」や「油断」の状況に自分が当てはまると思って考えるべきです。
　後輩さんへはとにかく諦めないで欲しいです。偉そうですが受験は良くも悪くも大きな経験です。それは大小問わず自分に影響します。辛い時は乗りこえられると信じて進んでください。必ず変化は起きます。
　最後に短くなりましたが僕の合格の因子となり支えてくれた両親、先生方、そして僕に関わった人達へ、とても激しく感謝します。